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Princess13 ページ14

アヤト「カホは、俺とキスすんのが1番好きなんだよ。こっち向け。」

顎を掴まれ、噛み付くようなキスをされる。

『やぁ…だ…アヤ…にぃ…』

アヤト「お前は、俺だけのもんだ。俺だけを見て、俺だけを感じてればいいんだよ。」

コウ「アヤト君ったら…妹を他の男に取られちゃって、ヤキモチ妬いてるの?」

アヤト「ふざけんな!」

コウ「俺は、真面目だけど?」

『もう終わり!喧嘩しないで…』

そんな、小学生みたいな喧嘩しても意味ないでしょ!

コウ「俺は、帰るね。カホちゃん、明日楽しみにしてるよ!」

カホの頰にキスをすると、家を出て行った。

明日、キスするのですか?

コウ君と?

たくさん?

『ちょっと、死んでくる!』

スバル「笑顔で言うな。」

本当に死にたいんですけど。

アヤト「そろそろ、寝た方がいいんじゃねぇか?」

『だね…おやすみ…』

アヤト「眠くないなら、俺が寝かせてやる。」

『結構です。』

アヤト「遠慮すんなって。」

『だから、大丈夫…降ろせ〜!』

アヤにぃはカホを抱き上げると、ベッドに寝かせた。

『おやすみ。』

アヤト「俺も隣で寝てやるよ。」

『入ってくんな!』

アヤにぃの脚を思い切り蹴ると、アヤにぃの目が変わった。

アヤト「てめぇ…」

カホをギロッと睨むと、布団に入って来た。

『出てって!狭い!』

抵抗すると、腰に腕を回して引き寄せられる。

カホの身体を足で挟むと、動けないようにした。

『アヤにぃの足冷たい!触んないで!』

足の裏で、カホの足首を触ってくる。

身体、せっかくあったまってきたのに…

アヤト「お兄様に触るななんて、ひでぇじゃねぇか。」

『ちょ、離れてよ…』

アヤト「ん〜?耳元で囁かれて、くすぐったいのか?」

『ち、違うっ!ただ、離れて欲しいだけ!』

アヤト「ククッ…可愛い。大好きだ、カホ。」

カホも、アヤにぃの事大好きだよ。

でも、それを口にする事はなかった。

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SM - 続き、楽しみにしてます (2020年4月7日 10時) (レス) id: b6be28c7e2 (このIDを非表示/違反報告)
- お久しぶりです!更新がなかったので凄く楽しみにしてました!これからも応援してます! (2020年3月26日 3時) (レス) id: aaa131e47b (このIDを非表示/違反報告)
いちごぱふぇ* - 更新停止中ですが、私はいつまでも待ってます!長文失礼しましたぁぁぁぁ!!(うるさい) (2019年10月8日 20時) (レス) id: 39cb5e0646 (このIDを非表示/違反報告)
いちごぱふぇ* - 文才凄いですね…。めっちゃ面白かったので、次のお話が楽しみです!ちなみにお話読んでるとき…『おい!!私と人生変われや!!クソぉ…私も吸血されたいぜぇぇぇぇぇ!!!』って感じで発狂してましたw (2019年10月8日 20時) (レス) id: 39cb5e0646 (このIDを非表示/違反報告)
くれーぷ。(プロフ) - マリアさん» 無理をせずなんて…なんて優しいんですか。・゜・(ノД`)・゜・。マリアさんのが見てくれるならいくらでも頑張っちゃいますよ〜!これからもお願いします〜(≧∇≦) (2019年4月22日 18時) (レス) id: 86b42d4b01 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:くれーぷ。 x他1人 | 作成日時:2019年4月21日 17時

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