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7話 ページ7





「あっつー……」


親睦会から1ヶ月半。
6月になり、じめじめと季節は夏に向かっていた。

親睦会の腕相撲大会は“1年の逆襲“と硝子先輩に命名され、
事件として語られているらしい。


私は机に溶け、隣で姿勢よく読書をしている七海に聞く。

「七海、何読んでるの?」
「『勉強の中に占める暗記の割合』」
「相変わらず好きだねー、そういうの」

ふんっー、と伸びをしてまた机と同化する。

「貴女はいつもそんな感じなのに、なぜか成績はいいんですよね」
「まー、禪院の家でめっちゃ叩き込まれたからね」
「なるほど」

七海は勘がいい。
私が禪院の家柄でありながら東京の高専に来たことを灰原に問われた時、
「女だから色々苦労してんだよね」と言っただけで察してくれた。

あまり触れられたくない、触れなくてもいい話題だということを理解してくれている。

「やさしいね」
「貴女もでしょう」

不意に褒められて、んふふふ、とと思わず笑みが溢れる。

七海を見ながら笑っている私と、そんな私を気にせず読書をする七海。
変な空間だなぁと思うと、また笑ってしまう。

すると突然扉が開き、雄が入ってきた。

「A!夜蛾先生が呼んでるよー」
「はーい」

あくびをしながら夜蛾先生のいる職員室へ向かう。

「失礼します」
「入れ」

扉を開けて入ると、白い髪の長身男性が見えた。

「五条、先輩…?」

なんでここに、という言葉を発する前に夜蛾先生が口を開く。

「A、悟と合同任務だ」
「は、い……え?」

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設定タグ:呪術廻戦 , 五条悟 , 高専時代   
作品ジャンル:恋愛
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楽々(プロフ) - さとこさん» そうです!疾走感のあるエピソードを書くのは苦手ですが、精一杯頑張っています笑笑 これからも更新頑張ります、応援ありがとうございます! (11月5日 11時) (レス) id: c458930b6c (このIDを非表示/違反報告)
さとこ - もしかしたらなのですが、私がリクエストさせて頂いたお話を書いて下さっているのかも…と思いながら読ませて頂きました!五条先輩の少し焦ったような感情が感じることができ、続きがとても気になります!更新して頂き、ありがとうございます!m(_ _)m (10月21日 21時) (レス) id: 6be4d9c700 (このIDを非表示/違反報告)
楽々(プロフ) - ぷりんさん» ありがとうございます!!!励みになります😭 (9月23日 21時) (レス) id: c458930b6c (このIDを非表示/違反報告)
ぷりん(プロフ) - すごく面白いです! (9月23日 16時) (レス) @page28 id: 46c210aa58 (このIDを非表示/違反報告)
楽々(プロフ) - aiueoさん» リクエストありがとうございます〜 かしこまりました〜!応援にも感謝します😉 (8月16日 10時) (レス) id: c458930b6c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:楽々 | 作成日時:2023年8月11日 15時

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