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17話 ページ17





目が覚めた。


「いった…」

身体中が痛い。
するとにゅっと硝子先輩が出てきた。

「お目覚めか」
「硝子先輩」

上体を起こすとそこはベッドの上で、いろいろな場所に包帯が巻かれていた。

「大体は反転術式で治した、あとは筋肉痛だな」
「はい…」

返事をして、そこではっとする。

「あの子どもは!」
「その件も問題ない。治して三芳という人に引き渡した」
「よかったです」

何事もないということはないだろうけど、三芳さんなら呪霊にも理解があるし安心する。

「入っていいぞ」
「?」

硝子先輩がいきなり扉に呼びかけたので首を捻る。
すると、ダアン!と強く扉が開け放たれた。

「大丈夫か!!」
「落ち着け悟」

「夏油先輩と五条先輩」

いきなり押しかけてすまないね、と夏油先輩が謝る。
そんな夏油先輩を押し除けて、五条先輩が身を乗り出してきた。

「ほんっとに、心配したんだからな…」

私の手を握るなりそう俯き、先輩には似合わない弱々しい声を出す。
私も手を握り返し、安心させるように笑う。

「大丈夫ですよ、数々の禪院の試練をくぐり抜けてきた私です。
これくらいでは死にません!」

こう見えて私は強いんですよ、っとマッチョのポーズをすると、先輩も笑ってくれた。

「俺の方が強いけどな」
「それには触れないでください」


*******


「手ちっちゃかった…指細かった……もう一生手洗わねえ……」
「きも」
「ただの変態だよ、悟」

「2人とも酷くない!?」


ーーーーーーーーーーー

次から新章です。
後半伸びが悪くてちょっと悲しい。

戦闘シーンは苦手なのでアドバイスあったらくれると嬉しいです。

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設定タグ:呪術廻戦 , 五条悟 , 高専時代   
作品ジャンル:恋愛
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楽々(プロフ) - さとこさん» そうです!疾走感のあるエピソードを書くのは苦手ですが、精一杯頑張っています笑笑 これからも更新頑張ります、応援ありがとうございます! (11月5日 11時) (レス) id: c458930b6c (このIDを非表示/違反報告)
さとこ - もしかしたらなのですが、私がリクエストさせて頂いたお話を書いて下さっているのかも…と思いながら読ませて頂きました!五条先輩の少し焦ったような感情が感じることができ、続きがとても気になります!更新して頂き、ありがとうございます!m(_ _)m (10月21日 21時) (レス) id: 6be4d9c700 (このIDを非表示/違反報告)
楽々(プロフ) - ぷりんさん» ありがとうございます!!!励みになります😭 (9月23日 21時) (レス) id: c458930b6c (このIDを非表示/違反報告)
ぷりん(プロフ) - すごく面白いです! (9月23日 16時) (レス) @page28 id: 46c210aa58 (このIDを非表示/違反報告)
楽々(プロフ) - aiueoさん» リクエストありがとうございます〜 かしこまりました〜!応援にも感謝します😉 (8月16日 10時) (レス) id: c458930b6c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:楽々 | 作成日時:2023年8月11日 15時

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