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『森さん、私警察学校に入る!』
「え?」
目の前には口を開けたままピクリとも動かない森さんがいる
自分でも結構凄いこと言ってる自信はあるけど、まさかここまで驚くとは思わなかったな
あ、動いた←
「A」
『はい』
「プライベートの時はお父さんか、リンタローって呼びなさいっていつもいってるじゃないか!!」
『そこかよ!』
確かにいつもそんなこと言われてるけど!それでわざと呼んでないけど!!今はそこじゃないでしょ!!!
何真面目な顔してそんなこと言ってるんだよ!
貴方一応ここの首領でしょ!ちゃんと別のところに反応してよ!
『森さん私はまじめに「お父さん」シャラップ!』
「はい…」
まったく、これじゃあどっちが子供かわからないな
私は森さんの顔を見てもう一度真面目に言った
『森さん、私は警察学校に入りたい』
流石に私が本気だということを理解した森さんも、父としてでは無く、首領としての顔になった
「それはポートマフィアを裏切るということかな?」
さっきまでの巫山戯ていた雰囲気は一切なくなり、あたりはピンと張りつめた空気が漂っていた
『ポートマフィアを裏切るつもりは一切ありません。
マフィアとしての仕事も与えられたらやるつもりです。ただ私は光の世界を見てみたいんです』
「そうかい、何故警察学校なんだい?我々マフィアとは真逆じゃないか。光の世界が見たいのなら警察学校以外にもあるはずだろ?」
『真逆だからこそです。私は物心着いた時には既に裏の世界に足を踏み入れていました、だから真逆の世界を私は何も知らない。だからこそ知りたいんです』
『お願いします!一緒にの夢でもいいんです。私に光の世界を見させてください』
言葉と共に私は頭を下げた
どうしよう頭をあげるのが怖い、めっちゃ冷や汗たれる、てか沈黙長い!森さんに殺される前に沈黙に殺されそう!
「顔をあげなさいAくん」
『はい』
さっきまでの首領としての顔ではなく、父としての顔で僅かに微笑んでいる森さんが目に入った
「Aがお願いしてくるのは初めてだね」
「いいだろう、警察学校への入学を許可しよう」
!!!まさか認められるとは思っていなかったからとても驚いた
私は最大限の感謝の気持ちを込めて、今の森さんと同じように娘として、
『ありがとう、お父さん!』
その後森さんがお父さんと呼ばれて騒いでいたのは言うまでもない
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夜空 -Night Sky-(プロフ) - 初コメ失礼します!すごく面白いです!...フラグだ...それはきっとヨコハマの夜を守る組織のボスの異能なんだろうなぁああ (2020年9月24日 23時) (レス) id: 2b2a41cc61 (このIDを非表示/違反報告)
Aya(プロフ) - 何回も見直してます!更新頑張ってください! (2020年9月22日 23時) (レス) id: 94ca772b7b (このIDを非表示/違反報告)
umisorako - この作品大好きです!更新頑張ってください! (2020年9月3日 23時) (レス) id: 1f1dba2df0 (このIDを非表示/違反報告)
まつたけl*不定期更新(プロフ) - 無理をしない程度に更新頑張ってください!! (2020年8月13日 8時) (レス) id: 47b0b1fd5e (このIDを非表示/違反報告)
光華(プロフ) - 最高すぎる!更新頑張って下さい! (2020年7月22日 6時) (レス) id: e4678e2dff (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:☆あいねこ☆ | 作成日時:2020年5月13日 13時