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それから日は過ぎ
前日となった
未だに13係の結果は5件である
あー、なんかむしゃくしゃする
よし、気晴らしにあのバーでも行こう
ドアを開けようと手を掛けたらドアが逆方向から引かれた
主「わっ」
皇「危ねって黎斗？」
主［皇子山さん］
皇「わりぃ」
主《大丈夫》
マ「いらっしゃいませ」
主《お疲れ様》
皇「飲んでくのか？」
主《はい》
皇「そうか、お疲れ様」
その後
皇「案外柔らかかったな」
と呟いていたらしい
斑「あー、予知田さんだぁ」
こんばんはぁと手をゆらゆらと振ってくる
見事に出来上がってる
まだ10時なはずなんだけど
煙「おー、久しぶりだな」
主［しー！］
斑「久しぶり、ですかぁ？」
煙「あー、見間違いだったわ」
主《すみません、この人私の同僚なんですけど》
煙「あんたは今から飲むんだろ？
そこら辺のソファに転がしとけばいい」
主《では、失礼》
斑目くんをソファに転がす
少しすると後ろから規則正しい寝息が聞こえてきた
ちらりと確認すると気持ちよさそうに寝ている
大丈夫かな
主「ビールください」
煙「久しぶりだな、A」
主「はぁ、本当に普段は言わないでくださいね！
隠しているんですから、あマスターも内緒ですよ
未だに彼女以外には言ってないんですから喋れること
女ということは皇子山さんにはバレましたけど」
煙「おうおう、久しぶりに聞いたな
そのノンブレストーク」
主「久しぶりでもう少しお話したいのですが
明日も早いのでこれ飲んだら帰りますね」
煙「そう、じゃあ連絡先聞いておくな」
主「今書きます」
それから帰ったのだが
彼に少し話を聞かれていたことを私は知らなかった
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作者名：彼方 透 | 作成日時：2020年3月18日 17時
