4枚目 ページ4
被害額が4000万以上と言われている札は盗まず金品だけ盗まれる事件が起きている
内容をメモしていたら
メモを取られた
鯨「ほら真面目にメモしているのは黎斗ちゃんだけじゃない！
なら自転車強盗でいいでしょ？
みんなそれくらいなら出来るわよね？」
え？
主《しない？》
左「みたいだな」
主《本当？》
宝「本当や言ってるやろ」
主《メモしたのに》
左「それ書く必要あったか？」
左右に首を振った
勝「係長、やらせてください！」
鯨「デカの気持ちは嬉しいけど無理しないで」
主《僕も》
やりたいと書こうとしたら腕を引っ張られた
皇「おい、やめとけ」
ボソッと耳元で眉間に皺を寄せ呟く
主《はい、じゃあ自転車行きます》
皇「働き者だな」
主《働かないと落ち着かないんです》
左「なら、俺と行くか」
主《はい！》
宝「はっ、はっ、頼んだでー」
年齢的に、、いや自転車を足で追いかけるのには限界がある
仕方がない結局
ほかの方が見つけ私が追いかけるという結果になった
鯨「いいじゃない
とんでもない快挙よ
これで窃盗団も一網打尽よ
斑目くんに比べてこのボンクラたち
散々走り回って自転車泥棒5件よ」
宝「息上がってしもて」
左「俺も」
細「僕も」
主《すみません》
自転車相手に足は無理な話である
鯨「黎斗ちゃんは4件だから全然違うのよ
むしろ優秀」
主《これしか取り柄ないので
それに、見つけたのはみなさんですよ》
鯨「いいのよ、捕まえたのはあなたなんだから
4000万の方はとにかくあなたにかかってるから
これで挽回できるわよ
エイエイオー！」
主《おー》
皇「だからやらなくていいって」
書類を書いていたらコツコツと皇子山さんと小平さんが歩いてきた
皇「飲みに行かない？」
主《飲みにですか？》
小「はい！
予知田くんと仲良くなりたくて
あ、すみません君呼びしちゃって」
主《いいよ、予知田って呼びにくいと思うから下の名前で》
小「黎斗くん、行こ」
ん？くん？‥まぁいいか
財布の中身は諭吉が3枚、大丈夫か
主《分かりました、行きましょう》
皇「敬語やめろよ、硬っ苦しいの嫌いなんだよ
それに俺とそう歳変わんないだろ」
主《いや、でも5歳も違う》
皇「俺が言ってるからいいんだって」
主《はい》
小「じゃあレッツゴー！」
主《ごー》
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作者名：彼方 透 | 作成日時：2020年3月18日 17時
