16枚目 ページ16
ビシッと指で皇子山さんを指す
皇「なんだよ」
眉間に皺を寄せ呟く
主《聞いてください、宝塚さん
この人小平さんのことを貧弱って言ったんですよ!
この人は鬼です!》
宝「まぁ、プレッシャーから吐くまではいかなかったけどな、うちは
少しはプレッシャー感じたけど」
主《そうですよね?》
皇「誤っただろ」
主《はぁ、そういうことじゃないって
もういいです
お腹すきましたし
食べましょ》
斑「‥‥そう言えば、僕思ったことあるんですよ
悪い人には見えないけどなぁ」
宝「アホか!」
目の前を白いものが通り過ぎた
見なかったことにしよう
宝「所罪65件や今まで捕まらんかったのが不思議なくらいやで」
皇「飛んだよ」
そう言う皇子山さんを見向きもせずそのまま話し続ける宝塚さん
斑「はいはい」
皇「お前、簡単に心許すなよ
お前らなんて赤子の手をひねるよりも簡単なんだからな」
主[行ってらっしゃい]
斑「はい!」
全然駄目だ
完全に乗せられてる
宝「赤子より簡単やったな」
皇「あいつ見てると赤子が大人に見える」
主《これが時代の差ってやつですかね?》
プルルルルっと電話がなる
主《すみません、メール来てたみたいで
ちょっと行ってきます》
誰もいないのを確認し電話に出る
主「もう、電話出れないって言ってるでしょう
え?皇子山さんですか
そうですね
エリートって感じですよ
ちょっと上から目線、いいえ、かなり上から目線です
聞きませんね‥ひょっとして調べてるんですか?
程々にしてくださいよ
このままではあなたを今すぐに逮捕しなければならなくなるので
ええ、もう時間なので切りますよ煙鴉さん
では」
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作者名:彼方 透 | 作成日時:2020年3月18日 17時