無口なドロ刑 (ページ12)

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12枚目ページ12

周りの皆は何が何だかわからない顔をしている

鯨岡さんは楽しそうだ

皇「いや、いい
宝塚、小平見てやれ」

小「ええ！？私たちでいいんですか？」

宝「うちら女やで？」

皇「いいのか？黎斗」

それは言ってもいいかということだろうか

主[はい]

皇「お前らの方が都合がいいって言ったらわかるか？」

うっかり言ってしまった一言によりこの場の雰囲気が怪しげになり皇子山さんが女と直接言いたくないのかすこし濁しながら言ってくる

小「まぁ、下を見る訳では無いのでいいですけど」

ほな行くでと外に連れていかれる

小「失礼します！…っ」

宝「っ、、お前女やったんか！
それより今は怪我やな
これは女にあったあかん痣やで
はよ冷しぃ、痕は残らんと思うけどな」

ポチポチと利き手が使えないから、携帯を操作して文字を打つ

主《男とは1度も言ったことないですよ
氷どこにありますっけ？》

宝「そんなん座って待っとけ！」

バァンと13係の扉を開きいつも自分が座っている椅子へと誘導される

小「はい、氷です」

ペラリと服を捲られぺたりと氷を皮膚に直に当てられる

主「っ」

皇「おい、直はダメだろ」

小「あ、ごめんね黎斗くん」

次はちゃんとタオルを巻いてくれた

皇「で、どうだった」

宝「これは酷いで
それよりお前だけ知っとったんか」

皇「ああ」

宝「そやからうちらに任したと」