魔王の刻印と狂気の呪い １章

６話 ページ7

〜村長の屋敷からの帰り道〜

レ「ユミルも聞いたんだろ、あの話。いきなり旅って言われてもなぁ。」

ユ「とりあえず、旅に必要なもの、買っておこうか。お金は村長からもらってるし。」

レ「そんなこと言われてもなぁ。俺、何買えばいいのか分かんないんだよ。」

ユ「そこは、この私に任せなさい！旅のことなら結構知ってるんだからね！」

レ「あ、あぁ・・・。」

すごい心配だなぁ。


〜練習場〜

レ「なんで練習場なんだ？」

ユ「そんなことも分かんないの？あんたってホントにバカねぇ。
　 あのね、まず私たちは魔法以外の武器を使ったことがないのよ。
　 でも、さすがに魔法だけを頼りにするなんて、あっという間に死んじゃうわ。
　 だから、まず自分に合う武器を探すのよ。
　 ついでに、魔法の練習も兼ねて、ね。」

レ「おぉ、意外とちゃんとしてる・・・。」

ユ「ん？今、意外って言った？意外って？へぇ〜、い・が・いねぇ。」

レ「いやいや、気のせいじゃないかなぁ。意外とか、ソンナコトないよ、うん。」

ユ「はいはい。そーですね。」
　
ヤベェ、めっちゃ睨まれてる。素直に謝ろう、うん。

レ「・・・ごめん。」

ユ「まぁ、いいわ。
　 じゃ、さっそくだけど、武器を選びますか！！」

レ「あぁ、そうだな！ユミル、レクチャーよろしくな。」

ユ「まっかせなさい！」

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