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5話 ページ6
「は？」
「いや凍る能力者は、
温かい飲み物行けるのかなって」
「…いれてくれんの？」
「だってこれ、
結構頑張ってるんでしょう？」
私は終わった書類を指さして言う。
つまり私の仕事は秘書みたいなものだろ。
仕事中勝手に私が認識した仕事内容。
ドラマなんかで社長づきの秘書が、
何してたかなって考えながら私は言う。
「飲めるよ」
「あ、じゃあ入れますね。
紅茶？コーヒー？」
「…コーヒーで」
インスタントしかなかったので
とりあえずコップに入れて、お湯を注ぐ。
「砂糖はどうします？」
「いや、いいよ」
「…そうですか」
軽くかき混ぜて、
クザンさんに手渡した。
「お疲れ様です。
これ、持って行ってきますね。
挨拶回りにも行きたいですし。
……ちょっと休憩しててください」
「ちょ、ちょっと！」
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作成日時：2019年1月18日 23時
