検索窓
今日:13 hit、昨日:5 hit、合計:88,987 hit

16 関係無い。 ページ17

『だから私はマフィアとは……』


「それに太宰さんと兄妹なら同じ寮に住んでも…」


『私と太宰さん…兄妹じゃないです。』


「え?」


『それに。私がマフィアだからって探偵社には何も迷惑がかからないじゃないですか。』


「認めたの?自分がマフィアって事。」


『違いますよ。否定も肯定もしないだけです。それに貴方には関係ない。』


マフィアでしか見せないような冷たい目と声。
普段探偵社に居る彼女ではない。

誰か別人がこの場に居るような気がして
虎は動けず声も出せなかった。


『それに私はもう探偵社では無くなります。期間は一週間くらいだったので。鏡花にでも聞いてみたらどうですか?』


「教えて欲しいんだ。何れ分かるんなら…」


『ええー?』


彼女は何時もの顔で笑った。
にんまりとではなく爽やかに。


“敦君に良いことを教えよう。”


後ろから声が聞こえた。

振り替えると太宰。
良いこと…?
っと
疑問に思う敦を置いてAは静かにその場を去った。


「そうだね。本当の事を言うなら彼女はマフィアだ。」


「やっぱり…!!Aちゃ…え。」


勿論振り返っても誰も居ない。
彼女はもう姿を消している。


「あんな少女でも芥川君を下に置くほど彼女は強い。私が来なかったら戦うつもりだっただろう?」


「はい…」




「きっと君。死んでたよ?」

17 感情→←15 泣かないで



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.7/10 (87 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
162人がお気に入り
設定タグ:文スト , 文豪ストレイドッグス , 中原中也   
作品ジャンル:ファンタジー
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

湯豆腐(プロフ) - 葉桜さん» ありがとうございます!!頑張ります!! (2018年3月25日 19時) (レス) id: f6c8369393 (このIDを非表示/違反報告)
葉桜 - 面白いです!早く続きが見たいです! (2018年3月25日 19時) (レス) id: 59af2a7526 (このIDを非表示/違反報告)
湯豆腐(プロフ) - Reiさん» 配布終了になってました(¶w¶) (2018年3月5日 18時) (レス) id: f6c8369393 (このIDを非表示/違反報告)
Rei(プロフ) - むむむ!映画行ったっていうことは、あの先着限定の小説をゲットしたんですか!!? (2018年3月4日 19時) (レス) id: e85a2e8168 (このIDを非表示/違反報告)
湯豆腐(プロフ) - 猫まろさん» ありがとうございます!!更新がんばります!! (2018年2月2日 20時) (レス) id: f6c8369393 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:湯豆腐 | 作者ホームページ:http://commu.nosv.org/bbs/su0203  
作成日時:2018年1月3日 17時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。