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『やっぱり…』
私の勘は当たっていた。スクラップ工場の中に入って影から物音がする方を見てみると、スタンガンを少しづつ真木ちゃんに近づける男がいた。
「大人しくしようね」
その男が真木ちゃんの頭を撫でようとしていたとき。私はその男に思いっきり足蹴りをかました。男が怯んだ隙に、真木ちゃんを解放する。
『こんのくそ男め…』
「!、っおいA!!」
『っへ、あ、スタンガン!!!』
何処からか志摩さんの声が聞こえた。足首に当てられそうになったスタンガンを蹴り飛ばす。
「ナイス!ナイスッ!」
一度は志摩さんが男を取り押さえたが、まだ持っていたスタンガンを当てられてまたもや逃がしてしまう。
「何で二つも持ってんだよ!!」
必死に三人で確保しようとするが、バランスを崩したスタンガンの男が足を滑らせ下にあった水場へ落ちて行った。
「ッうわ!?」
『あー!!先輩!!!』
それにより先輩もバランスを崩して落ちそうになったため、無我夢中で先輩の腕を引っ張った。
「…ッ馬鹿!」
『え、志摩さ、…あッ、落ち、!!』
先輩を掴んでいた反対の手を志摩さんが掴んだ。
「って、ちょちょちょ!!!」
『落ちる!!』
「まじで馬鹿っ!!」
そのまま三人で水の中へ落ちた。
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nartosasuke1010(プロフ) - 名前変換機能できますか? (2021年3月30日 13時) (レス) id: d944f1cd48 (このIDを非表示/違反報告)
ゆんが(プロフ) - ヤギさん» ありがとうございます!更新頑張りますね!!^^ (2020年9月6日 8時) (レス) id: 902cbe0756 (このIDを非表示/違反報告)
ヤギ(プロフ) - 更新楽しみです、頑張ってください (2020年9月5日 15時) (レス) id: aab0854fcc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:rui x他1人 | 作成日時:2020年8月18日 19時