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新鮮な朝 ページ22

翌日の朝、いつもより早く家を出る。


普段ならまだ寝てる時間だけど、今日から仮入部としてマネージャーをするのだ。
まさか向こうから声をかけられるとは思っていなかったけど、言われたからにはちゃんとしなければ。


正式に部活に入ったわけではないので、家にあるウインドブレーカーを持ってきた。
比較的広いトイレでさっと着替えて体育館へ向かう。


そして体育館を開けようとしたが、重くて開かない。



『おっ、おもっ…』

1人扉とたたかっていると、後ろから笑い声がした。



「鍵開いてないから開くわけないじゃん。」


『すっ、…』


……なくんじゃない、


『りっ、倫太郎くん、おはよう…!』


「えっ、」


『えっ?』



倫太郎くんが固まる。あれ、名前間違ってないよね…?
すぐに彼は我に返ったのかごめん、と言った。

微かに頬が赤いのは気のせいだろうか。




「いざ名前で言われたら不思議な感じ。」


『えっ!?な、何かごめん…』


「ううん、嬉しかった。」



ふっと口元を緩くして微笑む倫太郎くんに、また心臓が跳ねる。

そりゃそうだ、朝から倫太郎くんとお話出来るなんて今までなら有り得ない事だったから。



(それにしても……)



高身長なのに、若干萌え袖。

ズボンからは筋肉はついているものの、すらっとした綺麗な足。



何か……えろい……。




「……A?」



(し、心臓に悪くて目のやり場に困る…)



1人勝手に顔を赤くしてるなんて、変態か。←





「えっ、陸奥さんはやっ!?」


「完全にマネージャーなる気満々やな。」


「やる気あんのはええことやん!」


侑くんとサムくん、尾白先輩がやって来た。どうやら今日は侑くんが鍵当番だったみたい。だから驚いていたのかな?



まだちゃんと入るかどうかは、自分でも分からないけど

とりあえず1週間頑張るぞ…!

ドリンクとサム→←仮



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麻呂ましゅ(プロフ) - 宮侑イケメン過ぎて今度は侑の小説見たくなっちゃったー( ߹꒳​߹ ) (11月15日 7時) (レス) @page47 id: e05060289a (このIDを非表示/違反報告)
なっちち(プロフ) - 久々にキュンキュンきました(*´ω`*) (2021年2月7日 4時) (レス) id: 5d60cec675 (このIDを非表示/違反報告)
なこ(プロフ) - 気づいたらニマニマしてました……とても良い作品ですね(*´ `) (2020年5月18日 22時) (レス) id: 5054bb840e (このIDを非表示/違反報告)
はちみつ - 可愛すぎるってぇぇぇぇ!やばい!讀みながらひとりで騒いでたわ (2020年4月12日 16時) (レス) id: 767cede04a (このIDを非表示/違反報告)
みかん(プロフ) - 更新お疲れ様です!続きがすごく楽しみです!!応援してます!! (2020年4月7日 1時) (レス) id: f894f75d5c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:にろ | 作成日時:2020年3月11日 10時

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