７９ ページ32
三日後＿＿。
いつの間にか痛かったお腹も引いていて
全力疾走できるほど回復した。
それは良いんだけど..
そう思っている登校中。
「荷物持つ。」
『え、いいよ..！もう回復したし..！』
「ダメだ。」
『うぐっ..』
あれから焦凍はすごく私に過保護になった。
今の通り、荷物とかも持ってくれるし
歩くペースも私に合わせてくれる。
ただ...
『お、おんぶはちょっと...』
周りの視線が痛い...。
「何言ってんだ。まだ完全に治ったわけじゃねぇだろ。」
『や、そうだけど...歩けないわけじゃないから..さ...。』
ま、まずい...
もしこれでＡ組の人たちに見られたら...
「「あぁぁっぁあああああ！！！！！！」」
『ひぃっ...？！あ、峰田くんと上鳴くん、おはよう..。』
「轟、お前そんな趣味してたのか..！！！」
「？？これは趣味じゃねぇぞ。」
焦凍が天然で良かった...。
「おはよう冬空！ていうか、何でおぶられてんだ？」
『おはよう、切島くん..！あー、これはー...そのー...』
「三日間も休んでたから心配したぜ！
どっか怪我でもしたのか？」
『あ、あはは...ちょっとねー..』
いや、言うべき？
いやいや、言わないほうが...
「
『っ！？しょ、焦凍..？！』
「「「え、えぇえっ！？」」」
『いや、別に大したことじゃないよ！？
お腹撃たれただけだから...！』
「撃たれたぁぁあっ！？」
「え、それ、本当に大丈夫なのか！？」
「学校は何て..」
『私だけで何とかなったからメディア関係には一切知られてないから大丈夫..！』
「そうなのか...でも、なんかあったら俺達にも言えよ？
なんせダチなんだからよ！！」
『あ、えっと..うんっ...！』
「(いつの間にか切島だけじゃなくて上鳴たちとも仲良くなってる...。
成長したな...。)」
あれからというものの、結局焦凍は教室まで私をおんぶってくれたけど
クラスですごく話題になってしまった。
『..は、恥ずかしい...！』
「...なんか、悪い..。」
『いや、焦凍は何も悪くないから...！』
...多分..。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 349人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ヒロアカ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
Eine(プロフ) - 轟くん好きな私にとっては最高過ぎてやばかったです。 (2018年1月20日 7時) (
レス) id: 967caa56c9 (このIDを非表示/違反報告)
ほのか@若彩推し(プロフ) - めっっちゃよかったああああーーー！！！！！ (2018年1月3日 5時) (レス) id: 5db0e7dc69 (このIDを非表示/違反報告)
hosihanabi - (○ﾟдﾟ)ｬﾊﾞｨｶﾓ・・・轟くんかっこよすぎてケチャップがww私轟くん好きなんで((これからも小説頑張って下さい (2017年7月30日 23時) (レス) id: 2ee0840099 (このIDを非表示/違反報告)
MEGUMI(プロフ) - ほぅ!ちなみに２作目はどういう内容ですか!!? (2017年7月17日 22時) (レス) id: 5353766b20 (このIDを非表示/違反報告)
銀晋豆腐(プロフ) - MEGUMIさん» 最後まで読んでくださり、ありがとうございます！リクエストの件ですが申し訳ございません…(T_T)新作も考えており、二作同時進行は受験生である私には難しいです…(´；ω；`)私なんかよりMEGUMIさんが作った方がきっと良い作品になると思います…！ (2017年7月17日 17時) (レス) id: 460cb1e908 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：銀晋豆腐
| 作成日時：2017年6月18日 23時
