ね、先生？？ ２

no.55 ページ5

カリカリカリカリ


私の問題を解く音だけが聞こえる。


でもなんか、課題やってきたおかげか結構解ける…。


嬉しい。



……


A「吉野先生！！終わった！」


晃一「おー、見してみぃ」


吉野先生にプリントを渡して、疲れ切って机にダラーンと伏せる。



シュッシュッと丸つけの音が心地よく聞こえる。


………


いつの間にか寝てたみたい


夢に吉野先生が出てきた。


ここは、、吉野先生の家かな？



晃一「A、起きろや。」


優しい声が聞こえる。


私は、吉野先生の家のベッドに寝てるみたい。


A「ん〜、もーちょっと…」


そこで終わった夢。

………


晃一「A〜？」

A「あと少しだけ〜」


誰かが私の髪の毛を触る。

サラッと触ったり、撫でたり、、


誰？



そして、頬をツンっと突かれた。


薄目を開ける。



吉野先生の顔がドアップに見えた。

びっくりしたけど、今起きたらいけない気がしたので寝たふりをする。




晃一「ほんまかわええわ…」


吉野先生が私の頬を触りながらそうつぶやいた。

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