ね、先生？？ ２

no.66 ページ16

夜の8時過ぎた頃、吉野先生が出てきた。


A「あ！吉野せん、、」


吉野先生だけじゃなかった。
副担の酒井先生と一緒だった。



私はとっさに校門の影に隠れる。


晃一「いやー、今日もお疲れさんでした。」


酒井先生「私、吉野先生の生徒になってみたいって毎日思うんですよ〜」


晃一「えー、なんでですか？」



吉野先生と酒井先生が楽しそうに話している。

敬語を使ってて標準語っぽいけど、なかなかなまってる吉野先生。



なんか、、話してるだけなのに胸が痛いや。



酒井先生「吉野先生、教え方上手だし、私も生徒だったら色んなこと教えてもらえるのにな〜って」


晃一「あひゃひゃ(笑)でも生徒には教えられないコトやってありますやん？(笑) 」



…大人の会話かな。

生徒には絶対言わないよね。



先生同士ってあんな話するんだ。



酒井先生「ふふ…(笑) 確かにそうですね(笑)」


2人で笑いあっている。


入っていったのは、駐車場。



まさか、2人でどっか行くんじゃないよね？

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