本物 ページ7
電車の中で
ちか『どうしてわざわざ電車に乗って行く場所を選んだの？明洞にもたくさんお店あるじゃん。』
『うん...。彼が明洞は...って。』
さち『嫌いなの？』
『嫌いというか...あんまり良くないらしい。』
ちかの彼『また帰りに電車乗らないとダメ？』
『タクシーで帰ればいいよ。そんなに遠くないと思うから。』
ちかの彼『なんか面倒くせぇ男。』
『そういう事、言わないでくれる？』
ちか『そうだよ。まだわからないじゃない...会ってみないと。』
『...。会ったらきっとわかってくれる。』
さち『理解できるかな。』
お店に着いて、中に入ると
さち『え？個室？なんでこんな部屋？落ち着かないよ。』
『ごめん...。』
ちか『A、何か理由あるの？なんかマズイ人なんじゃ...。』
『違うよ...。』
川島『もしかして相当お金持ちなの？』
『そんな事もないよ。』
ちかの彼『まぁ、普通じゃないよな...。』
おっぱ、早く来て。
しばらくしてスマホをのぞくと
LT「遅くなってごめん。あと15分くらいで着くから。」
『あと15分くらいだって。』
ちかの彼『すげー、遅刻じゃね？』
『ごめんね。仕事だったんだと思うの。』
ちか『なんの仕事してるの？休日も仕事なの？』
『うん、休日とか関係ない...かな。』
みんながあまり良く思ってない私の彼。
なかなかはっきり答えられない私...。
そんな辛い時間が過ぎた。
LT「着いたよ。」
『来た！』
みんなジーっと扉の方を見る。
扉まで迎えに行くと
そーっと扉が開き
LT『すみましぇ〜ん。遅くなりました〜。』
みんなの動きが止まった。
LT『あれ？どうした？』
私の顔をのぞきこみ、不安そうな顔をしてる。
『座ろう。』
席につくと
さち『あの...さ。ソックリさんなのかな？』
ちか『似すぎじゃない？』
ちかの彼『え？誰に？』
『ほん...にん。』
さち・ちか『えー！！！』
ちかの彼・川島『え？何？何？』
LT『こんにちは〜。韓国語は無理...かな？』
『うん、私が通訳するよ。』
LT『初めまして、パク・ジョンスです。』
ニコッと笑ったおっぱ
さち・ちか『そのエクボ...本物...。えー！』
『黙っててごめんね...。だから内緒にしてって言ったり個室だったりしたの。』
皆『...。』
シーンとしてみんなの動きが止まっていた。
おっぱはどうしていいかわからずキョロキョロしてる。
『友達が気付いたよ。』
LT『あ〜。』
おっぱはニコニコ笑っていてくれた。
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IKUMI(プロフ) - masaさん» コメントありがとうございます。大好きと言っていただけて嬉しいです。次の章でも頑張ります。 (2016年3月23日 22時) (
レス) id: c1198a1070 (このIDを非表示/違反報告)
masa(プロフ) - この話大好きです。続きが楽しみです。これからも。頑張ってください。 (2016年3月22日 8時) (レス) id: bcbbbab0fa (このIDを非表示/違反報告)
IKUMI(プロフ) - yukaさん» いつも読んでいただいてありがとうございます。また頑張ります。 (2016年2月29日 8時) (レス) id: c1198a1070 (このIDを非表示/違反報告)
IKUMI(プロフ) - ほにょなさん» コメントありがとうございます。たくさん更新できるように頑張ります。 (2016年2月29日 8時) (レス) id: c1198a1070 (このIDを非表示/違反報告)
yuka - 更新ありがとうございます^ ^また、続き楽しみに待ってます^ ^ (2016年2月27日 21時) (レス) id: be838272dd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：IKUMI | 作成日時：2015年8月23日 16時
