手 ページ49
どうしたらいいのかわからなくておっぱに電話。
LT『もしもし？』
『おっぱ……。』
LT『A？どうした？』
『私、この後どーしたらいいの？』
LT『あー、ごめんごめん。車が駐車場に来るから、場所がわかったらLINEするよ。その近くで待ってて。』
『スタッフさんはどこに行くの？』
LT『スタッフ？知らない。』
『そっか。』
LT『どうしたの？』
『ううん、なんでもない。もうすぐ？』
LT『うん。場所連絡するからね。』
『うん。』
男性スタッフ『Aさんはこの後は？』
『あっ、事務所に戻るのでマネージャーを待ってます。』
女性スタッフ『マネージャー？』
私を横目で見て「ふんっ」と鼻で笑われたようなきがした。
『みなさんの車はどこに？』
男性スタッフ『もう待機してあるけど、じゃあ別の車でいいのかな？』
『はい、大丈夫です。ありがとうございます。』
男性スタッフは行ってしまった。
女性スタッフ『イトゥクさんにべったりですね。』
『いえ、そういう訳では。』
女性スタッフ『ファンは色々な所で見てますからね。気をつけたほうがいいですよ。』
『……。イトゥクさんが好きなんですか？』
女性スタッフ『え？あなたに関係ないでしょ？』
関係あります。
やめてください。
『すみません…。』
プィッと大きなため息とともにいってしまった。
やっぱり好きな人がまわりにいるんだな。
本人…おっぱは気付いてないのね。
おっぱからLINEが入り駐車場へ行くと、来る時に送ってくれた車と運転手の方が待っていた。
運転手『乗ってください。イトゥクさんは向こうで乗せますので。』
『あっ、はい。すみません、ありがとうございます。』
運転手『いえ。』
少し車が動いたところで
運転手『また隠れてもらっていいですか？』
『あっ、はい。』
隠れていると後ろに荷物が積み込まれ、おっぱが乗ってきた。
ファンに手を振ってる。
その反対の手では私の手を握った。
嬉しかった。
私は特別という気がした。
車が走りファンが見えなくなり
LT『大丈夫だった？』
『ん？うん…。』
マネージャー『次の仕事は夜だから１度家に帰るか？』
LT『帰る。』
マンションの駐車場に入り私達が降りた所で車は出発。
荷物を持って部屋へ行く。
なんとなく女性スタッフが気になり元気が出なかった。
『疲れちゃった。昼寝していい？』
LT『じゃあオレも。』
２人でしばらく寝ていた。
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IKUMI(プロフ) - masaさん» コメントありがとうございます。大好きと言っていただけて嬉しいです。次の章でも頑張ります。 (2016年3月23日 22時) (
レス) id: c1198a1070 (このIDを非表示/違反報告)
masa(プロフ) - この話大好きです。続きが楽しみです。これからも。頑張ってください。 (2016年3月22日 8時) (レス) id: bcbbbab0fa (このIDを非表示/違反報告)
IKUMI(プロフ) - yukaさん» いつも読んでいただいてありがとうございます。また頑張ります。 (2016年2月29日 8時) (レス) id: c1198a1070 (このIDを非表示/違反報告)
IKUMI(プロフ) - ほにょなさん» コメントありがとうございます。たくさん更新できるように頑張ります。 (2016年2月29日 8時) (レス) id: c1198a1070 (このIDを非表示/違反報告)
yuka - 更新ありがとうございます^ ^また、続き楽しみに待ってます^ ^ (2016年2月27日 21時) (レス) id: be838272dd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：IKUMI | 作成日時：2015年8月23日 16時
