お母様 ページ21
それから私達はお互い愛し合っているという自信がついて、穏やかに過ごしていた。
そろそろカムバックするというので忙しくなっても家に来てくれたり、来れなかったとしても電話をくれた。
電話ではまわりに人がいるので時々メンバーと話したりもした。
メンバーのまわりに自分がいる時は安心できるらしい。
私のそばにいる時はメンバーが何を言うかわからないから電話はかわってくれない。
私を信用してるけどメンバーは信用してない。
それはどうなの？って思って聞いてみると、普段は信用してる。
でも私のことだけは別らしい。
カフェで仲良く話してたの知ってるからかな。
それも私を愛しているから…。
と私は余裕だった。
そしてカムバの直前にお母様と急に会うことになった。
私の休みの日を選んでくれて午前中に掃除や買出しに出掛けた。
おっぱも夕方まで仕事があるというのでひとりで用意した。
電話が鳴った。
『もしもし？』
LT「準備どお？頑張っちゃってるの？」
『うん、頑張ってる。』
LT「いつもの感じでいいのに。あひゃひゃひゃ。これから母を迎えに行ってから行くからね。」
『わかった。緊張してきちゃった。』
LT「大丈夫だよ。カフェで見かけたことあるでしょ？」
『うん。でも…。』
LT「駐車場ついたら一応LINE入れる。」
『うん、お願いします。』
それから1時間ほどしてLINEが入った。
LT「着いたよ。」
「は〜い。」
玄関で待っていると「ピー」と鳴った。
『あっ、こんにちは。』
LT母『こんにちは〜。』
『初めましてAと申します。』
LT母『あらあら、ご丁寧にありがとう。ジョンスの母です。』
握手をかわし、軽くハグ。
昔を思い出すな。
まずはお茶を出してリビングでおしゃべり。
お茶を運んだ時
LT母『なんか見たことあるお嬢さんね。カフェに来てたかしら？』
『はい。何度か行ったことあります。日本から戻って来た時はすぐに行きました。』
LT母『あっ、泣いてた子かしら？』
『え？』
LT『えー！』
LT母『初めての時だったのかしら。握手をしてあげようと手を出したら泣いちゃった子がいてね。まぁ、そういう子はたくさんいるんだけど、可愛い子ねって思ってて。それからはしばらく毎日きてたわよね？』
『あっ…はい。』
LT『えー、聞いてないよ。』
『あははは。言ってない…から。』
LT『なんで言わなかったの？』
『恥ずかしくて。』
というより、最初は大好きなのがバレたくなかっただけ。
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IKUMI(プロフ) - masaさん» コメントありがとうございます。大好きと言っていただけて嬉しいです。次の章でも頑張ります。 (2016年3月23日 22時) (
レス) id: c1198a1070 (このIDを非表示/違反報告)
masa(プロフ) - この話大好きです。続きが楽しみです。これからも。頑張ってください。 (2016年3月22日 8時) (レス) id: bcbbbab0fa (このIDを非表示/違反報告)
IKUMI(プロフ) - yukaさん» いつも読んでいただいてありがとうございます。また頑張ります。 (2016年2月29日 8時) (レス) id: c1198a1070 (このIDを非表示/違反報告)
IKUMI(プロフ) - ほにょなさん» コメントありがとうございます。たくさん更新できるように頑張ります。 (2016年2月29日 8時) (レス) id: c1198a1070 (このIDを非表示/違反報告)
yuka - 更新ありがとうございます^ ^また、続き楽しみに待ってます^ ^ (2016年2月27日 21時) (レス) id: be838272dd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：IKUMI | 作成日時：2015年8月23日 16時
