歳なんて…… ＊続き＊ ページ19
またドクンと心臓が鳴ったんだ。
さっきの不安とは違う、何かが私の心を動かす。
「えっと……。」
目を逸らし、返す言葉を探していると、貴和君は優しく笑った。
「彩さんって面白いですね。」
はっ！？
「表情がコロコロ変わって、一緒にいてて飽きませんから。
もっと、いろんな表情が見たくなる。」
そう言いながら、私に顔を近づける。
わわっ、近いっ！
赤くなりながら、一歩下がると、貴和君はお腹を抱えて笑っていた。
その瞬間だけ、大人っぽい雰囲気が無邪気なこどもに見えた気がした。
って、からかったでしょ！？
悪戯っ子めっ！
でも……貴和君でも、こういう風に笑うことがあるんだな。
大人っぽい貴和君だけど、こんな一面もあったんだ。
私は親心が芽生え、少し背伸びをして、貴和君の頭を撫でた。
「お疲れ様、貴和君。
いつも、そんなふうに笑っていたらいいのに。」
ニッコリ笑うと、貴和君はとても驚いたように呼吸を止める。
あれ……、まさか言わない方が良かった？
中学生男子にも、それなりのプライドがあるわけだし。
急いで弁解しようとすると、貴和君は瞳の闇を揺らがせた。
その深刻さに声が出なくなったんだ。
なんだろ、この緊張感。
息が詰まって苦しい。
沈黙が幾分が続くと、黒木君は目を伏せながら言う。
「すいません、やっぱり送るのは、取り消させてもらいます。
さようなら、彩さん。」
そのまま、私の行く方向と正反対へ行ってしまった。
私……やっぱり言ってはいけないことを？
あぁ、生徒との間に深い崖を作ってしまった！
どうしよ……。
結局、その夜は、そのことを寝るまで悩んだ。
でも、私は知らない。
あのことがきっかけで、更に貴和君の興味を引き、和臣君同様に追いかけられる羽目になることを。
〜＊〜＊〜＊〜＊〜
なにこれ、最後無理矢理←
いやね、個人的には、アーヤのあの親心の言葉で、黒木君はアーヤを一瞬でも母親みたいに思うのよ。
その時は混乱でよく分からなかったけど、後々考えてみて、アーヤなら黒木君が与えられなかった愛を与えてくれるかもしれないみたいな(？)
そんで、黒木君はアーヤの追っかけ部隊です！((
意味不明？知っちゃこっちゃない！！←
語彙力なんて宇宙に吹き飛ばし済みだわい！
難しいね、恋愛って( ・∇・)
とりま、黒彩最高！(一推しは砂彩です←)
コロス…… ＊ブラックアーヤ＊→←歳なんて…… ＊年上アーヤ＊ 黒木君編
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にゃ〜 - 私、ヤンデレ知らなかったけど、コレ見たら好きになった！ (5月13日 21時) (
レス) @page45 id: 26a4d90e30 (このIDを非表示/違反報告)
にゃ〜 - ブラックｋｚ大好きだから嬉しい！ (5月6日 10時) (レス) id: 26a4d90e30 (このIDを非表示/違反報告)
shiu - 他のヤンデレの小説増えるといいなー【ぬしさんがあまりにもすごいヤンデレ小説を書いたからヤンデレKZもっとみたくなった人】 (2022年10月15日 20時) (レス) @page45 id: b2b43a1e98 (このIDを非表示/違反報告)
shiu - ヤンデレ俺も好きー (2022年10月15日 20時) (レス) @page44 id: b2b43a1e98 (このIDを非表示/違反報告)
ゆか - 作品を見てブラックに目覚めました…！素敵なお話ありがとうございます！！ (2022年7月2日 21時) (レス) @page27 id: c6a98f33d7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あき@草売り大魔王 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp
作成日時：2020年10月17日 12時
