私のせいじゃ…… *闇落ちアーヤ* ページ12
*設定*
もうすぐアーヤの誕生日!
[彩side]
私の誕生日は11月3日。
その3日前、11月1日に言われたことだった。
「アーヤ、欲しいものはなんだ!?」
KZの収集が久しぶりにあって、その帰りに突然問われたんだ。
若武はキラキラと目を輝かせていた。
な、なんという直球……。
これって多分、欲しい誕生日プレゼントは何かって聞かれてるよね。
若武以外のみんなは、頭を抱える。
「本人に聞く奴が居るか。」
「サプライズパーティーにしようって言ったの若武だったよね。」
「流石というところだ、若武先生。」
「もうサプライズパーティーは無理でしょ。」
「いや、鈍感な立花ならワンチャン?」
むむっ、今、忍、馬鹿にした?
そんな鈍感じゃないよ、私だって!
ムスッとしていると、黒木君がクスッと笑った。
「それで何が欲しい?
サプライズが出来ないなら、せめて姫のご要望に応えよう。」
欲しいもの……?
特にないかも。
だって、KZのみんなが居てくれれば、それだけで満足だもの。
生きがいさえあれば良い。
でも、せっかく聞いてくれたんだしなぁ。
私は少し考え、パッと思いついたことを言う。
「世界一綺麗な花束が欲しい。」
小塚君が問い返す。
「世界一綺麗な花束?」
まあ、少し冗談も入っているけどね。
でも、本当に見てみたいっていう気持ちもあるんだよ。
世界一綺麗な花束ってどんなのだろうって。
私はみんなを見渡して笑った。
「私が欲しいものは、綺麗な花束。
プラスで世界一だよ。
お願いできるかな?」
みんなは少し赤くなり、優しく微笑む。
「もちろんだ!」
「具体的に綺麗ってなんだ?」
「僕、家に帰ってから調べてみるよ。」
「あぁ、こういう場面は小塚先生担当だ。」
「アーヤに似合う花を見つけないと。」
「でも、立花ならなんでも似合うだろ。」
みんな、ありがとう!
サプライズではなくなったけど、本番の誕生日まで楽しみに待ってるよ。
みんなのセンスはいかほどかな?
黒木君もいるわけだし、きっと凄く綺麗なんだろうなぁ。
自分の誕生日当日が楽しみだよっ!
私たちはそこで解散した。
〜*〜*〜*〜*〜
“え?闇落ちしてないやん。
この作者闇落ちの意味を知らないのか”
そう思ったあなた!!
次の話で闇落ちですよ((グヘヘヘヘ
楽しみにしてくださi((殴
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にゃ〜 - 私、ヤンデレ知らなかったけど、コレ見たら好きになった! (5月13日 21時) (レス) @page45 id: 26a4d90e30 (このIDを非表示/違反報告)
にゃ〜 - ブラックkz大好きだから嬉しい! (2023年5月6日 10時) (レス) id: 26a4d90e30 (このIDを非表示/違反報告)
shiu - 他のヤンデレの小説増えるといいなー【ぬしさんがあまりにもすごいヤンデレ小説を書いたからヤンデレKZもっとみたくなった人】 (2022年10月15日 20時) (レス) @page45 id: b2b43a1e98 (このIDを非表示/違反報告)
shiu - ヤンデレ俺も好きー (2022年10月15日 20時) (レス) @page44 id: b2b43a1e98 (このIDを非表示/違反報告)
ゆか - 作品を見てブラックに目覚めました…!素敵なお話ありがとうございます!! (2022年7月2日 21時) (レス) @page27 id: c6a98f33d7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あき@草売り大魔王 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp
作成日時:2020年10月17日 12時