番外編〈仮眠室のお客さん〉 ページ46
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【一人目】Ymgm side
「山上、お前一回仮眠取った方が良いと思うぞ」
「え？いやいや、大丈夫ですよこれくらい」
「いやうちの会社の名誉の為にも寝てくれ」
「……その言い方されたら断れんのですけど」
社長直々にそう言われ、俺は渋々パソコンの電源を落とす。ここへ出勤したばかり、しかも久々の出勤だと言うのに、酷い人だ。
とは言いつつ、内心ホッとしている面もあった。
最近は会社を支えてくれていた人が一人減り、逆に後輩が続々と増えた影響か、仕事は少な目だった俺にもいくつか仕事が回ってきて。
変な意地で変わらず前のスケジュールで動いていたのが祟ったのか、ここ数日、割と睡眠時間が確保出来なくなっていたのだ。まぁ今が繁忙期ということもあるが。
パタンとパソコンを閉じ、仮眠室に向かう。道中「ちゃんと寝るんだよー」と眼鏡仲間の福良さんに言われ、鈍感で有名なこうちゃんにも「え、顔色悪。大丈夫？仮眠しっかりとりなね」と言われたので、余程酷い顔をしているのだろう。気づかんかった。
「あ」
「……こんにちは」
仮眠室に入ると、一年ほど前に伊沢さんに引き取られてきた女の子＿＿＿Aちゃんが設置された椅子に座って、静かに読書をしていた。
そういえば前に、山本さんが「仮眠室行くとAちゃんが超かわいいことしてくれるんだよねぇ」なんて言ってにへにへ笑っていたような気がする。確かに本人は居たが、可愛いことなんて別にしとらんくね？
「……山上さん、疲れてますか」
「あー、まぁ、ちょっとな」
俺はあまりこの子と話す機会が無かったので、少し気まずい。本が好きだとは聞いているが、熱く語れるようなネタもパッとは流石に浮かばないし、なにより子供自体にあまり慣れてないのだ。
どうしようか……と頭を悩ませていると、Aちゃんが徐に俺の方へやって来る。胸に抱かれた本には、�猯笋燭す纂砲了�は止まる�瓩判颪�れていた。
正面にやって来た彼女は、小さい手をちょいちょいと動かし、俺にしゃがむよう訴えてくる。特に逆らう理由も無かったので、大人しく指示に従ってみた。
こうして見ると、ちっちゃいな、この子。
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白菜(プロフ) - 凛花さん» 気づくのが遅くなってしまってすみません！イラスト気づいて頂けましたか……！ご想像通りの八神ちゃんが描けていたみたいで良かったです！！ (2020年8月26日 22時) (
レス) id: 367472b3a3 (このIDを非表示/違反報告)
凛花 - イラスト…イラストが…!!もう八神ちゃんですね…可愛い…私の想像した八神ちゃんだ…尊い…(語彙力低下) (2020年8月14日 23時) (レス) id: 0e33e6ca02 (このIDを非表示/違反報告)
白菜(プロフ) - るるあ。さん» ご指摘ありがとうございます！キーボードが押せてなかったのかもしれません…早急に直させて頂きました！るるあさんも体調管理には十分にお気をつけて！ (2020年8月8日 19時) (レス) id: 367472b3a3 (このIDを非表示/違反報告)
るるあ。 - ページ48の後半の「ひしひし」の部分、「ひしひ」になってます…いつも更新ありがとうございます！このご時世なので、お身体には十分お気をつけくださいね！ (2020年8月8日 15時) (レス) id: 807ddee245 (このIDを非表示/違反報告)
白菜(プロフ) - 藍知さん» Sgさんですよ…ほれほれ……() (2020年8月8日 13時) (レス) id: 367472b3a3 (このIDを非表示/違反報告)
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