復讐を実行した少女【オリジナル】

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次の日の朝、また心音と登校し、学校へ行った。

結局、昨日の理科は塩酸は見つからなかった。

「よし！次の作戦考えるぞ！！」

オー！と言ってグーにして伸ばした心音の手が先輩に当たってしまった。

「ご、ごめんなさい！！大丈夫ですか？」

先輩は首を横に振る。

「そんなことより、夕芽知らん？？

朝同じ時間に出て行ったのはいいけど居らんのやて！！」

「「え！！？？」」

よく見ると、その先輩は夕芽のお姉さんで…。

私は心音と顔を見合わせた。

「「下駄箱見てきます！！」」

正直どうでもよかった。

先輩には迷惑をかけたくなかった。

下駄箱についたのはいいが靴はない。

どうするんだよ！！

「まだ歩いてるか？」

「Aちゃん！」

幼稚園から同じの親しい子が二人来た。

「夕芽は不審者に連れてかれたかも…。」

「朝から？」

「まだ決まったわけじゃないけど、今日一緒に登校して、

あたしの靴紐がほどけて縛っていたら、

誰かに連れてかれたの見たんだよね…。」

「あたしも！顔は分からなかったけど、
全身真っ黒やった！」

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