復讐を実行した少女【オリジナル】

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朝、学校へ来る。

今日はA見なかったな〜

先行ったのかな？

下駄箱を見ると手紙が入っていた。

＿＿＿＿＿＿＿＿＿

心音、今までありがとう。

心音が読んでいる頃には私はいないと思う。

残念だけど復讐は出来なかった。
これは、事実。

世の中なんて、そう上手くいかない。
逝ってくれない。

これがわかったこと。

ラーは誰かの命令で5月3日に生まれた人、その人の親族を殺した。

5月3日は憲法記念日。

“戦争をしない”というきまりが嫌だったのだろう。

つまりラー達は戦争をしたかったのかも。
戦いたかったのかも。

本当に狂ってる。

こんなに狂っている奴を倒せなくてごめん。
もし、暴れたら気をつけて。

それから心音。

ありがとう。本当に。
心音といる時間は幸せだった思う。


A
＿＿＿＿＿＿＿＿＿

涙が出てきた。

自分の友達は…親友は……



復讐だけでなく、皆を守ろうとしてたんだ。

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