超、愛してる！【宇野昌磨】 (ページ40)

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３９話ページ40

またしても重い荷物が増えた年長組＆おにーさんが疲れた様子を見せる前に、急いで家に帰る

春樹と夏樹は１１時から６時まで部活、秋樹は１２時から練習試合、冬樹は友達と約束があると言って、朝に作ったお弁当を持っておにーさんを名残惜しそうに見つめていた

『遅れるよ！！』

時計を見ると、１１時まで後１０分で四人は急いで出ていった

急に静かになった部屋を見回し、買ってきたものを片付ける

『ちょっと早いけどお昼にしようか』

買ってきたもので、親子丼を作る

その間、おにーさんは大樹と季樹と海の生き物図鑑を見てくれている

ﾌﾟﾙﾙﾙ_ﾌﾟﾙﾙﾙ_

直ぐに完成したサイズの違う親子丼四つをテーブルに置くと電話の着信音が聞こえる

私かと思ってポケットのスマホを取り出すが何も表示されていない

部屋を見回すと、ソファーの肘置きでおにーさんのスマホが震えていた

『おにーさん！電話鳴ってる！切れちゃうよ！』

と呼ぶと

素早い動きで電話に出たおにーさん

『流石・・・』

「もしもし・・・」

おにーさんは後でいいか、と先に大樹と季樹をテーブルにつかせ、食べさせる