超、愛してる！【宇野昌磨】 (ページ31)

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３０話ページ31

《席順》
　春冬夏秋
　樹樹樹樹
　
　季夢大昌
　樹主樹磨

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『いただきまーす』

未だにぐずっている季樹を膝に乗せながら食卓に着く

多分眠いんだなこれ

「「「「「いただきます」」」」」

この言葉を引き金に、弾丸が放たれる勢いで箸が伸びる

昌磨「・・・いただきます」

この勢いに押されつつ、ゆっくりと箸を伸ばすおにーさん、基、宇野昌磨

春樹「どーぞー」

あーお腹すいたーーー

今日の献立はハンバーグとサラダ、オニオンスープ、白身魚の刺身

バランス私が作るよりよっぽどいい

流石春樹だねぇ

ハンバーグを一口サイズにきり、口に運ぶ

『んまーー！・・・あれ？味付け？作り方かな？とにかくなんか変えた？』

なんかいつもよりふわふわ？してる気がする

春樹「あーちょっと変えたー」

やっぱり！

冬樹「ねーちゃんドレッシングどこー？」

『ちょっと待って、今行くー』

いつの間にか席を立って探していたらしい

ドレッシングを持って席に戻ろうとすると視界の端に、ウトウトして、ハンバーグに顔を突っ込みそうな大樹が見えた

危ない、と思った時にはもう遅かった

『あーーー！！』

春樹「やべっ！」

昌磨「あ・・・ぶなっ」

＿＿＿＿バッ

「「『・・・セーフ』」」

危機一髪のところでおにーさんが受け止めてくれた

秋樹「にーちゃんすげー！」

キラッキラした目で拍手を送る２人

『おにーさんありがと！もう、大樹！眠いんだったらベットで寝なさい！』

コクリとうなずいた大樹を見て春樹が笑う

春樹「俺寝かせてくるよ」

すでに立ち上がって抱っこしようとしている春樹にお願いする

『大樹、明日お花の種埋めようね』

そう一声かけ、頭を撫でる

いい夢見ますように