【ハイキュー！！】+ﾟ｡おとぎの国のお姫様+ﾟ｡*｡ﾟ+【パロ】

おとぎ話 41 ページ46

とあるオオカミside








_______________グゥゥ








森の中を歩くと自分の腹の音が鳴る







二「ふぅ.......。どっか食いもんねぇかな」






森を抜けるとそこには太陽の光が照らされている花畑






よく見ると人が倒れている







二「(熊にでもやられたか.......？)」






俺は恐る恐る人間に近づく






顔は俺からみて向こう側に向いているため、どんな顔なのかは分からないが、赤いずきんをかぶっている






すぎんからは金色の長い髪の毛が出ている






二「(女？)」






俺は顔を見るために向こう側に回る






二「！？！？」







赤いずきんをかぶった人間は、見た通り女だったがそれより印象を受けたのは.........







貴「ん..........」






寝ているであろう女の子の綺麗な顔立ち





肌は白く、顔が小さい。まつ毛はすごく長い





まるで人形のようだった





二「寝てんのか？」





俺は女の子の頬をぺろりと舐める





貴「んぅ......？」





ゆっくりと女の子は目を開ける





_______________ドキッ







女の子と目が合うと俺の胸がキュウッとなった






しかし俺は少し警戒する






綺麗な女の子だとしても、今さっき会ったばかりの人間だからな





すると女の子はあたふたしだす






貴「えぇっ！？ちょっ、待って！！私は美味し

くないから食べないで！！」





二「は？」





俺に食べられると思ったのか？





貴「え？貴方、オオカミなのに喋れるの？」






二「えっと.......まぁ、一応。」






貴「すごーい！私今オオカミと話してる！」






そう言って女の子は俺の頭を撫でる






ちょっと心地が良いと思ったのは何でだろう






貴「あ！そう言えば、この辺でカラス見なかっ

た？」






二「カラスゥ？この辺じゃ見かけねぇよ」






貴「そっか.......いつになったら来るんだろう」






女の子が何のことについて話しているのかが分からなかった






貴「あ！私、おと......Aっていいます」






二「二口 堅治」






貴「へぇー！オオカミさんは話すことができる

だけじゃなくて名前もあるんだね！人間みた

い」






そう言って俺と距離を縮めてくるA






二「本当は人間だからな((ボソッ

てか！近いんですけど！！」






貴「？あ、ごめんごめん」





Aと一緒にいるとなんか変になる......

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