【ハイキュー！！】+ﾟ｡おとぎの国のお姫様+ﾟ｡*｡ﾟ+【パロ】

おとぎ話 26 ページ28

貴方side






国「で？何で貴方はここへ来たんですか？」







えーと........はっきり言うと、私がおとぎの国の姫だからだ







でも、そんな事を言えるわけない







貴「.............い、今私は何者かによって追われ

ていて........」







私は国見さんに申し訳ないが嘘をついた







国「ふーん。あっそ」







国見さんはそんなの興味がないようにこたえた






..............そっちが聞いてきたくせに！








貴「あ！申し遅れました、私はAです」







国「うん、Aさんね」







そう言って国見さんは机の上にある本や紙、手紙などに目を通す







いかにも私には興味がなさそうだ







でも正体がバレないようにするためにはそっちの方がいいのかも........







私は国見さんの近くに行く








貴「............うわぁ。なんか難しそうですね」







国見さんが読んでいた本を私は覗いた








国「魔法語で書かれている本だからAさん

は読めないでしょ」








うっ........た、確かにそうだけど........








貴「(何かムカつくっ......！)」









そして本の山ずみの隣に置いてある手紙に視線がいく








貴「これは何........？”招待状”？？」







とても綺麗な便箋に”招待状”と書かれている









国「あぁ、それはね、この世界の王子がひらく

舞踏会の招待状」







この世界の王子ってことは、シンデレラの王子ってこと？







ってか、それよりも............








貴「舞踏会っ！！！？」








いーなぁーいーなぁー！舞踏会！！







私、舞踏会とか全然参加させてもらえなかったし、ひらいたこともなかったから1回行ってみたかったんだよね！








貴「国見さんは行くんですか？」







国「俺？行かないよ」







貴「えっ！？行かないんですか！？もったいな

い！」







すると国見さんは眉間にしわを寄せる







国「「シンデレラ」の世界の王子ってめんど

くさいから行きたくないんだよね」







国見さんの表情から、「シンデレラ」の王子がどれだけめんどくさそうなのか分かる






でも...........









貴「国見さんっ！！行きましょうよ！

舞踏会っっ！！！」








国「え？」








せっかく招待してもらったのに行かないなんてもったいない！






私はワクワクしながら国見さんの事を見た

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