1 ページ1
「行ってらっしゃい！」
今日も彼に愛妻弁当を作り、玄関までお見送り
いつもの雨宮家の朝のルーティーン
零斗「行ってくるよ」
「気をつけてね」
零斗「うん、なるべく早く帰ってくるよ」
「うん、待ってるから」
零斗「…千代、愛してるよ」
「私も！」
彼は私の頭をぽんぽんしてから頬と唇にキスをした。
行ってきますのちゅーも、もちろん朝のルーティーンに含まれている。
「ふふっ…！」
在り来りな新婚生活、これで良いのよ
ごく普通の幸せを手に入れた私
大学時代に出会った夫と3年交際してからそのまま結婚
普通の女の人なら羨むような素敵な結婚
夫の零斗くんもそこそこ人気はあって、優しくて
普通の人だ。
文句の付けようがないのです。
「よし、私も仕事の支度しないと」
自分の支度を始めた。
私はごく普通のOLさん
早めに家を出て早めに帰る。
そして彼が帰ってくる22時までに食事とお風呂を済ませる。
夜のルーティーン
彼との普通で幸せな新婚生活がいつまでも続くと思っていた。
だって私は何一つ困ってなんかいないのだ。
そう…でしょう？
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 56人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
桜夜桜もち - これコミカライズになったら絶対売れますよ…てかこのお話を作るに至までの成り行きが面白いw (2021年6月24日 22時) (
レス) id: 54667db88c (このIDを非表示/違反報告)
あすみ - なんか売ってる漫画みたいな内容でめちゃくちゃ凄いなって思いました！ (2021年2月20日 14時) (レス) id: 939a57f7a3 (このIDを非表示/違反報告)
あかねこ - 面白かったです！旦那さんの方も浮気かな？って思っちゃいましたw (2021年2月20日 12時) (レス) id: 14cacb4dbc (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：セピ
| 作成日時：2021年2月14日 15時
