美崎家への復讐…のはず

4話 ページ5

霞side



柊 芽亜＿＿＿＿


雪と千代ちゃんが契約しててよかった


契約していなかったら


今頃ゆかりちゃんや智生君もどうなっていたか…



霞「雪、とりあえず千代ちゃん達を」


雪「うん。ゆかり、智生来て」


ゆかり「う、うん…」





霞「そろそろ教えてくれるかな？君の名前」


芽亜「…黒蟻…芽亜」



黒蟻家…美崎家の敵か



雷火「霞兄、知ってる？」


霞「うん、美崎家の敵だよ」


霖「美崎…家ってゆかりちゃん達の……？」


霞「うん。そうだよね？黒蟻さん」


芽亜「そうだよ…ずっと言われ続けてたの

意味もわからず美崎家を殺せってね」



意味もわからず…か


訳ありか？



霞「そうか、じゃあ争いはやめよう」


雷火「霞兄本気？！千代ちゃん達を殺そうとしたんだぞ！！

千代ちゃんは重症だし！！！」


霞「確かにそうだね。

でも争うよりあの子の闇を取るほうがいいんじゃないかな？」


霖「闇…？」


霞「そのうちわかるよ

黒蟻さん篝月においで」


芽亜「何言ってるの？あの美崎家と暮らせって？」


霞「美崎家と暮らしたほうが殺す機会が増えるんじゃないかな？」


芽亜「何考えてるのかわかんないんだけど」


霞「今はわからなくていいよ」




霞は芽亜の手を取ると家まで連れ帰った

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