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4.3>悪いオトナたちの話 ページ11

「決めた、次の目標は冨岡さんとお昼ご飯を食べることにします」
「なに?お前冨岡のこと好きなの?」


場所は変わってここは仕事終わりに宇髄先生から誘われてやってきた居酒屋の隅の席だ。


「いや、好き……とかじゃないんですよね、なんというか、こう、だんだん仲良くなれるのが嬉しいというか、なんというか……捨て猫がやっと懐いてくれたような感動が……」
「ブッ、あいつが捨て猫かよ」


言い方が悪かった気がする。宇髄先生はしかしなぁ〜と会話を続けた。


「お前が思っていないだけで、男にとって、話しかけられたり、それこそ一緒にお昼食べたいなんて言われたらな、コイツ、俺の事好きなんじゃねぇかって勘違いされるぞ」
「まさか、冨岡先生ですよ?」
「そのまさかがあるかもしれねぇぞって話だよ」


「毎日話しかけてくるし、飲みに誘ったらホイホイついてくるし、お前、俺のこと好きなの?」
「は、」


急に真顔になってそんなことを言い出す宇髄先生に背筋がヒヤリとする。
顔が妙に近くて思わず反射的に目を強く閉じると、おでこにデコピンをかまされた。


「なにしてんだ、色気づきやがって、ちんちくりんのくせに」
「イッタ!」


おでこから湯気でも出てるんじゃないかと思うくらいじんじんするそこを抑えていると「冗談に決まってんだろ」といつものように笑っている先生がいて。


お酒で酔いが回っているのを言い訳に先生の顔が冗談じゃなかったことに気づかないフリをした。


私は悪いオトナになってしまったな、グラスを眺めると氷の音がカランと響いて、私の心を満たすのだった。


-----

宇髄先生と悪い夜を過ごしたいですよね。(主観)

ちなみにヒロインの乳房は大きいです、大きいです

4.4>悪いオトナたちの話→←4.2>悪いオトナたちの話



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設定タグ:鬼滅の刃 , 冨岡義勇 , キメツ学園   
作品ジャンル:アニメ
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莉子(プロフ) - キャラクターってどうやって作ってるんですか?おしえてほしいです。お願いします! (2020年6月6日 15時) (レス) id: 7a18dbf6fa (このIDを非表示/違反報告)
あまざけ(プロフ) - むさん» ありがとうございます!直しました(;;) (2019年10月5日 0時) (レス) id: d945b5bbc4 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 細かいですが一話の最後ら辺、富岡になってますよ〜 (2019年10月4日 16時) (レス) id: 9659f35e4f (このIDを非表示/違反報告)
あまざけ(プロフ) - sunoさん» ありがとうございます(;;)続編も更新頑張りたいと思います! (2019年10月3日 17時) (レス) id: d945b5bbc4 (このIDを非表示/違反報告)
suno - なぜ高評価は1回だけなんだ…(怒)! (2019年9月30日 15時) (レス) id: 6ecd2c2ba3 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:あまざけ | 作成日時:2019年9月14日 12時

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