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【第六章】 ページ7

_________愛美様!!
愛美様のために愛美王国を作ってはいかがでしょうか?___________


__________愛美…帝国…。いいわ…!
作りましょう愛美帝国!!__________
















「リカ〜愛美帝国って知ってる?
愛美様を中心としたグループ」

「え…何それ」

「愛美様のために帝国を作って命令に従うんだって!結構な人数集まってるらしいよー」

「やだ。まさか紗綾入ってたりしてないよね?」

「あははは、あったりまえじゃん!あたしにはリカしかいないんだからーっ」

「だ、だよね…」


__________________________________





“あたしにはリカしかいないんだからーっ”




わかってる。自分でも。
本当は怖かったって事_____
リカがいつか離れて行ってしまうのではないか…
だからリカと必死で好みを合わせてお揃いのストラップを何個もあげた。



でも
こんなことをしたって無駄だって事は自分がよく分かってた。



毎日が怖くてたまらなかった。
いっそう____離れてしまえばどんなに楽か。


リカは優等生だもんね。
人気だもんね。
あたしなんか馬鹿で一緒にいたくないよね。






こんな風に思うほどあたしの中でリカは離れて行く気がした。

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革ベルト

ラッキーカラー

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作者名:みかんジュース | 作成日時:2013年11月13日 22時

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