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そして私はパソコンとにらめっこして、零に内緒で外に行った。
外に出たのも、萩原から連絡があって昼食を食べようと誘われたのだ。
指定された場所へ行き、席を見渡す。
「あ、萩原いた〜!」
「お、A。どうだ調子は?」
「元気だよ!」
萩原の隣を見ると男の人がいた。
確かこの前病院にいた……と言うより私に抱きついてきた…。
何だろう? 私とどんな関係だったんだろう…
「えっと…この前病院に来てた方ですよね?」
「あぁ…」
「A! 松田、好きな奴がいるんだってよ」
「へ、へぇ〜…そうなんですか…」
おい萩原ぁ!!
そんなこと言われてどう反応しろと!?
私にしちゃ、はいそうなんですか で済むんだよぉ!!
今になって、零を連れて来るべきだったと後悔した。
凄く気まず過ぎる。
ズキッ
「!?……い”っ…………っ…」
「どうした!?」
「大丈夫か!?」
萩原の横の人がタバコを吸い出した途端。
激しい頭痛に襲われた。
今も残る痺れた感覚。
私は恐怖に呑み込まれパニック状態になっていた。
徐々に息づかいが荒く、息が出来ない感覚に襲われる。
なんとか空気を吸おうと肩を大きく上下に揺らしながら呼吸をする。
二人も驚いたのか、私の横に立っていた。
体がいうことをきかない。
私の体じゃない気がして、怖くて怖くて仕方がない。
どうして!? 何が起こってるの!?
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ピンク(プロフ) - 美香さん» ありがとうございます!松田さんはキュンとしますよね!ドンドン読んで下さい(ゞ°д°)ゞ (2019年2月14日 13時) (レス) id: 36c4c5cb96 (このIDを非表示/違反報告)
美香 - 完結おめでとうございます。キュンしたわー!また1から読むよ! (2019年2月13日 22時) (レス) id: eb4cd069f4 (このIDを非表示/違反報告)
ピンク - ゆうさん» ありがとうございます!!やっぱり付き合った後書こうかな…。時間があったら書かせて頂きます!また更新が遅れそうですが宜しくお願いします (2018年10月29日 21時) (レス) id: 2d61b0d335 (このIDを非表示/違反報告)
ピンク - 黒バイさん» 素晴らしいだなんてそんな…。シリーズ1から読んでくれていたなんて…!キュンキュンする作品になってよかったです。ありがとうございました!! (2018年10月29日 21時) (レス) id: 2d61b0d335 (このIDを非表示/違反報告)
ゆう - 松田とのラブラブシーン、デートとか読みたいです! (2018年10月22日 21時) (レス) id: 4907de3ee3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ピンク | 作成日時:2018年10月1日 19時