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涼太side
こんな寒いのに部活なんて
また風邪ひくよ
なんて思いながら
黄色い 歓声が聞こえるほうを見る
たくさんのチョコを持っているであろう女の子たち。
部活が終わってもまだ渡されるのかなあ
なんて考える
「涼太、Aちゃんいるよ」
臣先輩に突然話しかけられたと思ったら
Aがいるって
たくさんいる女子の中にすこしだけまざってる
「あ、いますね笑笑」
「背が高いから少し頭でてるな」
「そーですね笑笑」
気付くかななんて思って手をふるけど
Aは見てなくて
Aの見る先には
岩田先輩だ。
やっと部活が終わり
Aのほうへ駆け寄る
「あ、涼太くん」
「岩田先輩、お久しぶりです。」
女の子に捕まることなくAのとこへ行けて一安心。
「おお岩ちゃんいっぱいもらってんな」
「臣だって
ってか!
Aにもらった!」
「良かったな笑笑
でもどうせ義理チョコだろ?」
「うるさい!」
『じゃあ、またあした』
「うん、じゃあね〜」
先輩たちとわかれたけど
A、岩田先輩にも渡したの?
俺、、貰ってない……
そんなモヤモヤした気持ちが
胸のなかに広がっていく
「あれ、みんなは?」
『ここでまっててっていってた』
今は2人
少し静かになって、話すことを探す
だけどこうゆうときに限って
話題がうかばない
___『あ、あのさ、
チョコ、作ったんだけど
受け取れなくい、か、な?』
Aがくれるとは思ってなくて
びっくりしてしまう
「いいの?」
『え、あ、うん。』
「ありがとう」
そう言って受け取ると
Aもびっくりしていて
なんでかはよくわかんないけど
『お、美味しくなかったらごめん!』
そう言ってたきみのチョコは
今まで食べた中で
1番美味しくて
でも
君は俺にチョコを渡すとき
義理チョコだの友チョコだの
言ってなかった。
けど
俺のことが好きとも言ってなかった。
どっちなんだろう
そんなことをすごく考えるけど
曖昧だけど
君がチョコをくれたことが嬉しくて
考えるのをやめることにした
本命だと、
いいな
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作者名:ちょこちっぷ | 作成日時:2017年9月1日 22時