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Story50 ページ50

涼太side





こんな寒いのに部活なんて




また風邪ひくよ




なんて思いながら



黄色い 歓声が聞こえるほうを見る







たくさんのチョコを持っているであろう女の子たち。




部活が終わってもまだ渡されるのかなあ




なんて考える







「涼太、Aちゃんいるよ」



臣先輩に突然話しかけられたと思ったら




Aがいるって




たくさんいる女子の中にすこしだけまざってる



「あ、いますね笑笑」



「背が高いから少し頭でてるな」




「そーですね笑笑」




気付くかななんて思って手をふるけど



Aは見てなくて




Aの見る先には





岩田先輩だ。









やっと部活が終わり



Aのほうへ駆け寄る




「あ、涼太くん」



「岩田先輩、お久しぶりです。」




女の子に捕まることなくAのとこへ行けて一安心。





「おお岩ちゃんいっぱいもらってんな」


「臣だって



ってか!



Aにもらった!」



「良かったな笑笑




でもどうせ義理チョコだろ?」




「うるさい!」



『じゃあ、またあした』



「うん、じゃあね〜」


先輩たちとわかれたけど





A、岩田先輩にも渡したの?




俺、、貰ってない……




そんなモヤモヤした気持ちが



胸のなかに広がっていく





「あれ、みんなは?」



『ここでまっててっていってた』





今は2人



少し静かになって、話すことを探す




だけどこうゆうときに限って




話題がうかばない






___『あ、あのさ、





チョコ、作ったんだけど




受け取れなくい、か、な?』




Aがくれるとは思ってなくて




びっくりしてしまう



「いいの?」



『え、あ、うん。』




「ありがとう」




そう言って受け取ると



Aもびっくりしていて


なんでかはよくわかんないけど





『お、美味しくなかったらごめん!』









そう言ってたきみのチョコは





今まで食べた中で









1番美味しくて









でも




君は俺にチョコを渡すとき






義理チョコだの友チョコだの





言ってなかった。





けど





俺のことが好きとも言ってなかった。









どっちなんだろう




そんなことをすごく考えるけど




曖昧だけど









君がチョコをくれたことが嬉しくて









考えるのをやめることにした






本命だと、










いいな

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作者名:ちょこちっぷ | 作成日時:2017年9月1日 22時

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