Blue Sky (ページ45)

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Story45 ページ45

涼太side

今日はみんなで約束してた勉強会

またあそこのマックで～ってなって

Aはいつものようなテイストの服を着てて

単にいうとAは前みたいな可愛い格好はしていない

なんかあれも良かったな～なんて

「全然やる気でねえ」

「勉強してから、話したり食べたりしよう」

亜嵐くんと愛は仲良く勉強教えあってて

夫婦みたいなやり取り

今日もAの隣は確保してある

Aはワークに取り組んだりしてるけど

時々手が止まって、うーんって考えたりしてる

普通に可愛い。

『うーん、わかんない...』

Aがすごく悩んでるのは英語。

「教えようか？」

『うん！』

Aは結構吸収がはやくて

『おお！こうするのか！頭いい！』

どんどん進んで応用に入って難しくなる。

『わかんない。』

『日本人に英語なんてできるわけない。』

弱音を吐き出した。

「うんうん、それはわかるけどさ、笑笑」

「ほらA、これさっきやったやつに似てるでしょ？」

俺も分かりやすいようにって考えながら教える。

Aが今日やろうと思っていた範囲は終わったみたいで、

『ありがとう涼太！涼太のお陰ではやく終わったし、わかりやすかった！』

「いーえ、わからなかったらいつでも聞いて。」

『うん！』

俺はAに教えてたから

全然終わってないわけで

苦手な数学に取り組むことに。

わかんなくて頭を抱えていると

『涼太、教えてあげようか？』

今度は立場が逆転してAがわかりやすくおしえてくれる。

ふとAをみると

真剣に俺のためにはなしてくれてて

可愛いな、なんて

『涼太、聞いてる？』

あまりにも見とれ過ぎてて

「あっごめん」

結構あせる。

見とれてて聞いてませんでしたなんて

絶対言えない。