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Story43 ページ43

あっという間に楽しい夏休みが終わり




日の長さが少しづつ短くなってきた。





英語の授業。



英語があまり好きではないから



ちらっと涼太を見る。




真剣に聞いてるな〜



隼を見てみると




ガチ寝。




この時期は気温がちょうど良くて



眠くなるのは分かるよ。




「ガっ」



隼がいびきみたいのかくから


ビックリして涼太のほうをみる



涼太もビックリして私のほうを見て



笑い合う。




いびきが先生に聞こえてたみたいで



「おーい、小森〜。ねんな〜!」




「あ!はい!すみません!」



すごい勢いで起きた隼にまた涼太と笑いあう。


玲於なんてケラケラ笑ってるし。笑笑




「佐野!」



「はい」




怒られた玲於を見て隼も笑う。




「小森!」



君たち怒られすぎだって。笑笑









やっと昼休みになる。


屋上へいくと少し肌寒くて。



上着もって行けば良かったな〜。




「お前ガチ寝すんなや笑笑」



「だってポカポカしててねむかったんだし!」




「耐えろや。」




そんな話で笑い合う




『でも屋上寒いね。』




「そーだね。明日からは教室で食べるか。」




「うん。」





いや、それにしても肌寒い。



両手を擦り合わせて少し暖かくする。




『上着もってくればよかった』




「これきる?」



涼太がパーカーを見せながら首をかしげる。



『え、いいの?』




「いいよ〜」



『ありがとう!』




涼太のパーカーを着ると、優しい柔軟剤の匂いがして



涼太の匂い。








涼太の匂いにつつまれて、



幸せな気分。




「うわ〜もう少しでテストじゃん〜」



「勉強しなきゃな〜」


「俺全然英語わかんない」



「お前は寝てるからだろ」



『私もわからない!』



「じゃあみんなで勉強会する?」



「明日部活休みだよ」



「俺もだよ。」



「私も〜」




「ってことは明日できるじゃん!」



『明日勉強会しようか?』




「そーだね!じゃああそこのマックで!」

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作者名:ちょこちっぷ | 作成日時:2017年9月1日 22時

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