帝統が拾った女の話2

歳下 ページ5

三郎side





二郎のやつ、絶対照れただろ。




三郎「(ﾎﾞｿｯ)これだから童貞は。」


二郎「は！？今それ関係ねぇだろ！

つかAに聞こえんだろが！」



三郎「関係なくないだろ。

ていうかうるさい、！

せっかく僕が聞こえないように

小さい声で言ってやったのに！」


二郎「あ！？ならはじめから言うんじゃねぇ！」



一郎「おい、お前ら！

喧嘩はやめろっていつm…『めっ、だよ？』」



三郎「……ぇ」

A『じろも、さぶろも、めっ、だよ？』



二郎「……ご、ごめん。」


三郎「…………すみません、いち兄、Aさん。」


A『……ん。ごめん、して、

えらい、えらい。』ﾅﾃﾞﾅﾃﾞﾅﾃﾞﾅﾃﾞ




二郎 三郎「「………………///」」





今日のAさん、なんだか

僕と二郎の頭を良く撫でてくる。



嬉しいけど、子供扱いされてるみたいで

ちょっと悔しい気もする。





帝統「……今日、A

よく頭撫でてんな。なんで？」(ﾑｽｯ)




うわーーー、わかりやすっ。



でも、

三郎「僕も、気になってました。

Aさん、どうして今日は

僕と二郎の頭をよく撫でるんですか？」



二郎「俺も、気になる。」



一郎「そういや、2人ばっかり

よく撫でてんな。A、なんかあんのか？」




A『……ん？…………や？』


三郎「えっと、嫌じゃないですが、、

いや、でも、、、

子供扱いされてるみたいでちょっと……。」



二郎「……俺も、、(ﾎﾞｿｯ)心臓もたねーし……。」



A『……？？…………こども、ちがう…？』



二郎「……えっと、、それは、

どういうことだ？

未成年って意味なら、兄ちゃんも一応まだだろ？」



三郎「二郎、お前ほんとに馬鹿だな。

Aさんは僕らの歳知らないだろ。」



一郎「……つまり、見た目が

……子供っぽい？」


二郎 三郎「「なっ！！」」




A『…………？……』




帝統「あのさぁ、A。

もしかして、自分より歳下だからかぁ？」




A『…ん！』




そういう……？



三郎「あの、Aさんて、何歳なんですか？


いち兄よりは歳下ってことですか？」



A『……んー、、』



帝統「A、前はわかんないっつってたよな？」


A『ん。』



帝統「今も、分かんねー？」


A『……ん。』





二郎 三郎「「……………………？？」」

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