強さ ページ28
一郎side
Aはすぐには目を覚まさなかった。
とにかく飯は作っておこうと準備をして
Aが目を覚ますのを待っていると
三郎が腹を空かせて部屋から降りてきた。
仕方なく、先に食べることにしたが、
二郎はAが起きるのを待つ
と言ってきかなかった。
三郎と二人で夕飯を食べながら事情を説明すると、
食べ終わった後、二郎のもとへ近づき
大声は出さなかったが、殴りかかろうとしていた。
慌てて止めに入り、三郎を落ち着かせる。
普段なら二郎も手を出して喧嘩になるが
今回は流石に自分が悪いと思っているせいか
されるがままになっていた事で
調子が狂う、と言って部屋へ行ってしまった。
一郎「……二郎も腹減ったろ？
Aの様子は見ておくから二郎も飯食わねえか？」
二郎「……いい、
Aが起きたら一緒に食べるよ。」
一郎「そうか。
コンビニに行ってくる。
すぐに戻ってくるから、Aの事頼むな。」
二郎「……うん。」
Aが起きたら、飯は食えるだろうか。
お粥を作るべきか、それとも
プリンとかの方がAは好きかもしれない。
そう思って、コンビニでプリンとゼリーを買って
すぐに家に戻った。
リビングの扉を開けると、
二郎とAが話している声が聞こえた。
一郎「A、目覚ましたか。」
二郎「おかえり、兄ちゃん。
うん、もう大丈夫そう。」
A「また迷惑かけたね、ごめん。」
一郎「いや気にすんな。
それより、Aは飯食えそうか？
一応プリンとゼリー、買ってきたんだ。」
A「んー……プリンがいい。」
一郎「分かった。
二郎の分も今温めるからちょっと待ってろ。」
二郎「ありがとう。
A、食欲ない？まだ調子悪かった？」
A「食欲ないっていう自覚はないんだけど、
前に、気を失った後
目を覚ましてすぐに普通にご飯食べたら
全部出しちゃった事あって。
その時も全然平気だったのにそうなったから
ちょっと気をつけてるだけ。
ほんとに、私自身は平気だよ。」
二郎「そっか。
何かあったらすぐ言って。」
A「うん、ありがとう。」
一郎「二人とも、用意出来たぞ。
A、食べ終わったら少し話す時間貰えるか？」
A「ん？いいけど、今じゃダメな事？」
一郎「あー……そうだな、
二人の方がいい気がする。」
A「？？……分かった。」
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ゆず(プロフ) - 真月さん» 丁寧な感想をありがとうございます！！あと少しで終わらせますが、もう少しお付き合い下さい！頑張ります、ありがとうございます！！ (2019年11月12日 20時) (
レス) id: 893f62a7ef (このIDを非表示/違反報告)
真月 - コメント失礼します。とっても面白くて読みやすかったです！主人公ちゃんの性格もよくて自分にドストライクでした笑これからも頑張ってください！応援してます！長文失礼しました。 (2019年11月12日 14時) (レス) id: 20c8a19ef1 (このIDを非表示/違反報告)
ゆず(プロフ) - 碧萌-みなも-さん» ずっと読んで下さっててありがとうございます！誤字脱字とか多いですし、語彙力無いのでそんなに言って頂けて恐縮です....＞＜それから、ご指摘ありがとうございました！確認したつもりで出来てませんでした〜;; (2019年10月24日 18時) (レス) id: 893f62a7ef (このIDを非表示/違反報告)
碧萌-みなも-(プロフ) - そして、「素直」の回でメッセージが文字化けしちゃってます…！ 恐らく（笑）の閉じカッコで文章の終わりだと機械が認識しちゃったのかと…！ (2019年10月24日 16時) (レス) id: bcfe55f8c1 (このIDを非表示/違反報告)
碧萌-みなも-(プロフ) - 突然失礼します！ 帝統の小説から読ませていただいておりました！ 無駄がないわかりやすい文章にスラスラと読めてとても好きです！！ (2019年10月24日 16時) (レス) id: bcfe55f8c1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆず | 作成日時：2019年10月23日 19時
