レンタル彼女~序章2~ [カラ松][一松] ページ3
…なのに瞳孔が小さいという二枚目要素で謎の魅力を発揮している……と、思う。
「おそ松、時間だ。早く行かないと遅刻する。」
そうおそ松さんに進言したのは、青いつなぎを着た次男の、松野カラ松さんだ。
『ﾌｯ』から始まるキザな口調で話す事が多く、ちょこちょこ周りから"イタい"と評される人だが、おそ松さんとはまた違った包容力の持ち主で…個人的には傍にいると安心できる存在。
私が彼らに出会えたのはおそ松さんがきっかけだけど、ご兄弟の中で初期に一番話させてもらったのは彼だったからかもしれない。
「……クソ松に同意するのは癪だけど、ほんとにそろそろ出た方がいいよ。おそ松兄さん。」
起きんのギリギリすぎ。と付け足し、紫色のつなぎのジッパーを上げるのは、松野家の四男、松野一松さん。
正直彼との関係は複雑だ。心の表面上とか、建前上交流を深める前に、肉体的・精神的に強く接触してしまっている。
これまで、一松さんからは『吐きそうなくらい"誰かに"似ている』と評され、
十四松さんからは『Aちゃんは、一松兄さんに似てる』と評された。
そう…関係はちぐはぐのまま。
会う度に情報量が増えるのかと思いきや、会えば会うほど彼のことは解らなくなる。
でも最近は…問題をちょいちょい残しながらも、猫の話題を通して少しずつ仲良くなれているような気もして…。
「やっべ！じゃあもう行くぞ！お前ら！！」
「「「「「 うぃ。 」」」」」
「なんっ…もー！ほら、ぼーっとしてねーで行くよ！！Aちゃん！！」(ｸﾞｲｯ
「ｯ！？えぇ！！？ほんとに私も行くんですか！！？」
現実味を感じられずぼーっとしていた私の手を、おそ松さんが掴み走る。
私運動苦手なんだけどなあああ！！！
***
走るのは嫌いだ。
今日はクソ重い教科書の入ったリュックを背負ってないからまだマシだけど。
本当に運動が苦手で、普段は、こんなに走ったりなんかしない。
なぜなら…
「そｯ…もそも走らなくて、…っ…いいように、早めにﾊﾋ…行動、しましょうよ………ﾋｨ……」
そう。大事だよ、事前行動。
「あ”はっ、しょーがないよっ！！Aちゃん！！睡眠大事！！」
「そーそ！十四松いーこと言うねぇ。」
「さいでっかぁ！？」
着いたのはトト子さんの楽屋前。
妙に波長のあったおそ松さんと十四松さんがきゃっきゃとはしゃぐ。
「ああもぅ、お前ら！Aさん困ってるから！すみませんね、Aさんっ;」
「いやその…ノリが悪くてすみません…。」
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ちよ(プロフ) - 山野さん» 山野さあああん (´；ω；)全然うるさくないです！！支えですよっ！私こそ山野さんの丁寧なコメントにいつも手を合わせてます(^q^)こちらこそ！よろしくお願いします(´；ω；`) (2016年5月25日 21時) (
レス) id: 1b8a8f3402 (このIDを非表示/違反報告)
ちよ(プロフ) - リーチェさん» リーチェさんも読んでくださっていたんですね(´；ω；`)ほんとに有難うございます！！応援の言葉も感謝ですー(*´｀) がんばりますね！！ (2016年5月25日 21時) (レス) id: 1b8a8f3402 (このIDを非表示/違反報告)
山野 - ありがとうはこちらのセリフですよ!!!こちらの作品は勿論のこと、ちよさんのお返事も心の癒しです!!いつもうるさい私に温かく優しいお返事を…。更新待ってます!これからもよろしくお願いします!(*^^*) (2016年5月25日 19時) (レス) id: 0b9a2524d4 (このIDを非表示/違反報告)
リーチェ(プロフ) - ごちそうさまです！！どんどんおそ松さんが好きになる！！更新楽しみにしてます！ (2016年5月25日 18時) (レス) id: 17c6545a89 (このIDを非表示/違反報告)
ちよ(プロフ) - 山野さんもリーチェさんも柿さんもありがとうです(*´ω｀*)ﾉｼ (2016年5月24日 20時) (レス) id: 2e0792aaef (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちよ | 作成日時：2016年4月22日 21時
