PEACE!! 16 ページ16
花火がついたお誕生日のケーキがデザートで出てきて、またひと盛り上がり。
「あの、プレゼントが・・・ほんの、ちょっとしたものなんですけど」
日中に渡せなかった包みを差し出すと、佐久間さんの大きな目から瞳が飛び出るんじゃないかと思うほど見開かれた。
「うっっっそ!!マジで!!!やーば!!すっげぇえ嬉しいんだけど!!!」
「よかったねー佐久間」
阿部さんは胸の前でパチパチと手を叩いている。全然大したことない物なんだってちゃんと言っておいた方がいいかな。あとで2人の喧嘩のタネとかになったらちょっと嫌だ。
とか考えているうちに目黒くんがさっさとケーキを切り分けてくれて、言い訳できないまま美味しくいただいた。
会計は事前に聞いていたとおり阿部さんが払ってくれていたから、コースの終了と共にお開きとなった。
「いやーホントみんなありがとねー。佐久間さん、最後の20代もがんばれそうですわ」
7月の夜はそんなに湿気も多くなくて心地いい。
「じゃあ俺らはこっちだから」
目黒くんが阿部さんの隣に寄り添う。
「え?え?」
「佐久間、ちゃんとAちゃん送ってくんだよ」
きょときょとしている佐久間さんに、阿部さんが追い討ちをかける。
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ちるこんぶ(プロフ) - おはよう。ちょ、早く言ってくれよ。ダッシュで読みにきたじゃん。好きなキャラしかいないじゃん。目黒いいやつじゃん。続き全力待機してます (2022年6月30日 6時) (レス) id: a98e530ee3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゆき乃 | 作成日時:2022年6月26日 17時