6,警戒(猫) ページ8
*猫マンゴー視点
警察署に見知らぬ人がやってきた。
先輩たちと仲が良さそうだから、と言って警戒を解いていいわけではない。
だから、いつでも銃を取り出せるようにしていた
でも、あいつは裏切る前から喧嘩をふっかけてきた
つぼ浦と戦うって言ってたから、わざと一緒に戦う宣言をしたけど、動揺すらなかった
ふざけてんのかって、キレそうになったけど
俺には先輩を傷つけるほどの権力は存在しない
だから、ここで実力の差を見せつけるつもりだった
そう、“だった”んだ
あいつは刀一本
俺等が遊びで使うような中距離武器だ
相手は銃なのにとなめられている感じがして更に腹が立つ
スタートの合図で俺はその人に銃を乱射したが
「！？」
硬い金属音が響く。
全て、受け流される弾たち
跳ね返された弾が俺の腕をかすめた
平然とした顔でものすごい刀さばきを見せ始める彼女に
俺は
俺は…
俺が銃をおろしかけたとき
女がなにかに気づいて3歩ほど横にずれる
背中からつぼ浦がバットを振りかざすのが見えた
銃をまだ止めていなかったので流れ弾がつぼ浦に当たる。
彼女は急な対応をできなかったのか、構えをおろし、隙を見せる。
今だと思い、左胸に銃弾を撃つ。
それも気づかれてしまったのか、避けられ…はしなかった。
銃弾を一瞬で刀で流し、致命傷にならない程度の位置へ銃弾をずらしたのだ。
今の一瞬であの判断ができるのはかなりの手練れではないとできないはず…
だがいまがチャンス
構えが崩れ、今の一撃でふらついたところを撃とうとすると
目の前の彼女は一瞬にして消えた。
消えた…？
まさか
後ろを振り向く間もなく、俺の背中に激痛が走る。
手で触れてみると、真っ赤な液体が俺にベッタリとついていた。
立たないと
上を見上げると
光りのない真っ黒な瞳の彼女が俺に刀を振り上げていた。
負けたと確信した途端
聞き慣れた音がかすめる。
スタグレ…？
反応することができないときには
みんなと一緒に爆発に巻き込まれていた。
でも、これで女を倒せ…
『危なかった。ね』
額の汗を手の甲でぬぐう例の先輩が柱から顔をのぞかせていた。
倒れた俺は覆面越しに凝視する。
だって、あいつからあの柱って
爆弾投げられたってわかって走っても、ぜったいにたどり着けないくらいの距離じゃ…
たばこをふいている横顔は
「
今まで見てきた人の誰よりも
輝いて見えた気がしたんだ。
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の〜さん（旧もこ）(プロフ) - なりなりいなりさん» ありがとうございます！ (4月23日 7時) (
レス) id: 79dfdf41ef (このIDを非表示/違反報告)
なりなりいなり - の〜さん（旧もこ）さん» そのまま全部おんなじで映す！ってわけではないなら全然オッケーですよ！🙆♀どうぞ〜 (4月23日 7時) (レス) @page1 id: af7d464d83 (このIDを非表示/違反報告)
の〜さん（旧もこ）(プロフ) - いきなりすみません。少し1話参考にしてもいいでしょうか？無理なら大丈夫です！ (4月13日 7時) (レス) @page1 id: 79dfdf41ef (このIDを非表示/違反報告)
なりなりいなり - の〜さん（旧もこ）さん» コメントありがとうございます！キャラをつかめていない人が多数いるので難しいですが…できる限り愛されがいいなと私は思っております！期待に答えられるよう、精一杯がんばりますね！ (2月16日 7時) (レス) id: af7d464d83 (このIDを非表示/違反報告)
の〜さん（旧もこ）(プロフ) - コメント失礼します！私stgrに出てくる人達全員推しなので嬉しいです！出来たら全員に恋愛的に愛されたいです。無理ならすみません。更新頑張ってください！楽しみにしてます！愛されじゃないのにすみません。 (2月5日 21時) (レス) @page2 id: 79dfdf41ef (このIDを非表示/違反報告)
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