1,仮面の女 ページ1
*らだお視点
久しぶりの豪華客船強盗に、みんなが慌ただしく動き出す。
無線である程度配置を決めたあと、俺はヘリで上空から攻めることにした、
が…
船に降りた途端殺されたのは、言うまでもない。
ら「クソが〜！！！」
俺の大声でも、警察相手にしている犯人たちには聞こえていないようで
静かなだけのこの部屋は、居るだけで苦しかった。
「__い」
「あの、__る_」
？「誰かいますかぁ〜!?」
ら「ｸﾞｪ」
聞いたことない声にびっくりするが、ソレは無線からの大声だった。
やばい、犯人に海へ投げ出される前に
この人に場所を伝えないと
rd「ここです！ここ！！」
無線は倒れた状態じゃ使い物にならないので必死に叫ぶ。
すると3人ほどの走ってくる音が聞こえた。
rd「お前等じゃない！！」
「てっきり、俺等に見つけてほしいのかと」
「俺運ぶわ。勝手に投げてきていい？」
「遠目のところに頼む」
流石にあの凍るような海にまた沈められるのは勘弁なんだが
最悪。と声もらすと
お面をつけた、見たことのないグレーの髪のひとが刀を握りしめて走ってくる。
相手は銃3本。勝てるわけがない
だが、その人は刀ですべて玉を受け流し、刀一本だけで、制圧した。
動きは舞うように美しく、それでいて早い。
その動きに、俺は圧倒され、魅了された。
「君…あ、警察？死んでる？」
rd「そう、ですけど…え、誰？」
「説明はあとー」
犯人含め、俺を担ぐと
客船に止まっているヘリに乗り込んだ。
《豪華客船制圧完了です》
《《はやくない！？》》
その人が無線でそう言うと、
多くの人が声を揃えて驚く。そりゃそうだろ…
警察無線持ってるってことは、敵ではない…のか？
病院につくと、俺だけ治療を受ける。
犯人は途中から来たナツメさんたちに運んでもらった。
？「君早いねー、死ぬの。
豪華客船強盗、始まったばかりなのに」
ら「始まってそうそう終わらせたあなたに言われたかないですね」
？「ありがとう。」
褒めてるつもりじゃ…いや、褒めてるか。
ら「お名前は？」
『
ナツメから君のことはけっこう聞いてる。
よろしくね』
ら「…？よろしくお願いします」
病院内なのに仮面を横にずらし、タバコを吸い始めこちらに優しい笑みを向けた。
俺はこの人のことを常識が通じない人と捉えることにしたのだった。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 513人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
の〜さん（旧もこ）(プロフ) - なりなりいなりさん» ありがとうございます！ (4月23日 7時) (
レス) id: 79dfdf41ef (このIDを非表示/違反報告)
なりなりいなり - の〜さん（旧もこ）さん» そのまま全部おんなじで映す！ってわけではないなら全然オッケーですよ！🙆♀どうぞ〜 (4月23日 7時) (レス) @page1 id: af7d464d83 (このIDを非表示/違反報告)
の〜さん（旧もこ）(プロフ) - いきなりすみません。少し1話参考にしてもいいでしょうか？無理なら大丈夫です！ (4月13日 7時) (レス) @page1 id: 79dfdf41ef (このIDを非表示/違反報告)
なりなりいなり - の〜さん（旧もこ）さん» コメントありがとうございます！キャラをつかめていない人が多数いるので難しいですが…できる限り愛されがいいなと私は思っております！期待に答えられるよう、精一杯がんばりますね！ (2月16日 7時) (レス) id: af7d464d83 (このIDを非表示/違反報告)
の〜さん（旧もこ）(プロフ) - コメント失礼します！私stgrに出てくる人達全員推しなので嬉しいです！出来たら全員に恋愛的に愛されたいです。無理ならすみません。更新頑張ってください！楽しみにしてます！愛されじゃないのにすみません。 (2月5日 21時) (レス) @page2 id: 79dfdf41ef (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
