【オリジナル】俺が妖とか聞いてない【男主】

見えてない ページ6

ということで、衝撃のあの日から実は１ヶ月たとうとしている。

その間何があったかというと、特にない

いや、あったのはあった。

いろんな妖に襲われそうになったが、瞬殺でルイたちが倒してくれる。

もちろん、俺自身戦おうとは思っている、でも

「おまえ、半妖だな」

いきなり目の前に現れたのは、鬼

鬼って妖なのか

「お前のちｋ・・・」

言葉を発さなくなったかと思えば、前のめりになって倒れる

鬼が立っていた後ろにいるのは ルイだった

この１ヶ月、こんな感じだ

もちろん妖力をうまく使う修行は毎日している

おかげで尻尾や耳はコントロールできるようになった

妖力を使いこなせても実戦したことがない

それもこれも

あ「お前のせいだぞ！ルイ！」

ル「なにがだ」

あきれ気味に言ってくるがしるもんか

あ「お前過保護すぎだろ！びっくりだわ！
何が"警戒して過ごせ"だ！恐怖を感じる前に、相手目の前で倒されたら恐怖もくそもない！」

尻尾を下にパンパンお打ち付ける

打ち付けられた地面はひび割れしへこんでいる

ル「いいことを教えてやろう。お前が戦えばこの町が破壊される」

あ「なんでだよ」

確かに今、地面を壊したけど、戦う時くらい ル「加減できるっておもってるだろ」

心の中で思っていたことを言われ、気に食わない気持ちになる

ル「お前、戦うと自我がなくなるタイプだ。まぁ戦闘狂だな。お前の母親もそうだった」

あ「なんで言い切れるんだよ。母親がそうでも俺は違うかもしれないだろ」

ル「誰が毎日修行見てると思っているんだ。わかるんだよ、目とか息遣いとかで
お前はすぐ周りが見えなくなる。きっと今の状態で実戦すればお前は後悔する」

まっすぐ向けられた目に立ち向かうことができない

いや、逆らえばどうなるか、、、そう威圧をかけられている

目には見えない恐怖

「A〜、大丈夫？」

後ろからパタパタと声とともに走ってきた

あ「母さん、うん大丈夫だよ」

九「よかったわ〜、もしAの体に傷１つついてたら。一生苦しめてやるところだったわ」

にこにこと笑いながらいっているが

これは冗談ではなく 本気であることがなぜか想像できる

どうして俺の身の回りは過保護なんだろう

ため息をつき、修行をしに行った。

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お気に入り&評価ありがとうございます。

これからも頑張ります！

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