真面目じゃない ページ50
あ「待って俺、ルイに謝らないといけない」
ル「なんでお前が謝る」
あ「ルイのことを何も知ろうとしなかったのは俺なのに、知らないことをルイのせいにしてた」
ル「それは、俺が言わなk、あ「違う、聞けばお前は答えてくれた、きっと…」、、A」
あ「だから、ちゃんと俺に言わせてよ」
ル「あぁ、」
あ「今まで逃げてごめん、知ろうとしなくてごめん、今更なるんだけどルイの事が知りたい」
肝心なところで声が震える
怖いんだ、今まで過ごして来た日々を否定されそうで…
ル「ありがとう」
その一言がすごく大切な言葉に思えた
今までどこかで見て見ぬ振りをしていたルイと俺の間の溝が埋まった気がした。
結局俺たちは学校には行かず、近くの公園のブランコに座り話をした
ルイが悪魔と妖怪のハーフ、ベリアルじいちゃんとはまぁ、悪魔のなにからしいけど難しくてよくわからんかった、簡単に言うとそこそこ偉くてルイの母親のお父さんらしい
アキは許嫁でも何でもなくただ結婚したくなくてルイに泣きついているらしい
泣きつく必要ないだろ、なんて俺の自己中な考えだろうか
けど アイツがルイといるだけでモヤモヤして、自分が自分じゃなくなりそうなんだ
ル「Aは俺のことを知ろうとしてくれた、これは自惚れていいことか」
ブランコから降り俺の前にしゃがみ片方の手を取られる
キザ野郎、プロポーズみたいな格好じゃないか
あ「ルイが自惚れるほどのことはしてないよ」
ル「今まで俺がただ言ってただけみたいなものだろ、でもこれからはきちんと俺を意識してくれるんだろ」
あ「意識ね、」
ルイの手を握りながらブランコから立ち上がる
あ「俺がちゃんとルイに言わないといけないよね」
もう片方の手を取り、指と指を絡める
指一本一本がドクドクと音がなっている
言葉にするのってこんなに勇気がいるんだな
あ「ずっと言いおうと思ってた」
ル「あぁ」
あ「でも中々言い出せなくて、」
ル「大丈夫だ、俺はいつでも待ってるから」
あ「いつまでもじゃダメ、今言わないと…なぁルイ」
ル「うん、なに」
ドキドキする
心臓がうるさい
あ「この小説、続編書くみたいだよ」
ル「あぁ、、え」
あ「ずっと言わないとなぁって思ってたんだけど若干シリアス回入っちゃって言い出せなくてヅルヅル引っ張ってたらここまで来ちゃった」
『次回から続編やで』
ル「は、Aからの告白は」
あ「内緒」
『まぁ続編まで待つんやな』
ル「まじで」
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さぷきち(プロフ) - 天ノ江さん» ヒェアッそのように言っていただけるだなんて!!感激です!!作中に出てくるキャラクターは もう我が子なので私も愛し尽くしてます笑。私もパパさん好きです笑書いてて楽しいです♪これからもよろしくお願いします!! (2017年10月19日 21時) (レス) id: bb343029c9 (このIDを非表示/違反報告)
天ノ江(プロフ) - アアッ好きですめっちゃ好きです大好きですこの作品!!キャラクターが素晴らしすぎて...!特に好きなのは、清ちゃんです!近親...最高でした((応援してます!頑張ってください! (2017年10月18日 21時) (レス) id: 49f85c03a8 (このIDを非表示/違反報告)
さぷきち(プロフ) - 悪魔さん» ちゃっかり戻ってきました。笑笑キャラ的に高貴ですか作者が庶民なので、庶民活動は忘れません笑知っている方がいて嬉しいです♪ (2017年9月12日 20時) (レス) id: bb343029c9 (このIDを非表示/違反報告)
悪魔(プロフ) - お久しぶりです!高貴(?)な2人が草むしりいいですね!あの歌懐かしいww (2017年9月11日 19時) (レス) id: 11d1dc300c (このIDを非表示/違反報告)
さぷきち(プロフ) - 夢妖怪ヨノさん» お久しぶりです!遅ばせながらリクエストお答えさせていただきます!ゆっくりの更新ですが お楽しみください♪ (2017年9月11日 16時) (レス) id: bb343029c9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:さぷきち | 作成日時:2016年12月16日 19時