【オリジナル】俺が妖とか聞いてない【男主】

阿保じゃない ページ30

peromi0111ｻﾏからいただいた風邪っぴき主人公です
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あ｢ふぁ､は､､、っくしょんｯ!｣

どうもお久しぶりです。Aです

そうです、理不尽にも風邪をひきました

季節は夏ですよ

そう､いわゆる夏風邪です

あ｢馬鹿は風邪ひかないっていてたけど風邪ひいたってことはやっぱ俺馬鹿じゃないんだな｣

『馬鹿やのうて､阿呆やろ』

あ｢だまれ､ハゲ｣

『おま､最近お父さんにあたり強いんとちゃう⁉』

あ｢あぁ､なんか寒気してきたわ〜､幽霊でもいるんかな｣

わざと身震いし､モソモソと布団の中に潜る

ところで､こんな夏真っ最中の時になぜ俺は風邪をひいたのか

原因は､昨日の晩､､､風呂から上がった後だ

――回想――

あ｢いやぁ､風呂入るとさっぱりするな。ドライヤーめんどくさいけど｣

尻尾1本1本にドライヤーの風を送る

実は毎日尻尾も耳もちゃんと洗っている

正直めんどくさいが､サボると獣臭がする気がするので毎日行っている

おかげで俺の風呂に入っている時間は2時間越えだ

あ｢乾かすだけで汗かきそうだわ､､､あ そうだ｣

ドライヤーの温度をHOTからCOOLに変える

あ｢あぁ､皮膚にまで冷気が流れてくる｣

熱の籠りやすい根本はもちろん ついでにパジャマの裾からおなかめがけて冷気を送った

まず､これが第1の原因。

そして 髪と尻尾を乾かした俺は自室に戻りそのまま腹を出して眠った

これが第2の原因だ

――回想終了――

あ｢我ながら､自業自得だと思う｣

誰もいない(お父さんはカウントしない)部屋で寂しくため息をつく

部屋というか､今家に一人なんだけどね

母さんも今日はパートの日だし

父さんはいつも通り仕事

姉妹はそれぞれ学校に行っている

なので､今とても孤独な時間を送っている

あ｢あ〜だるい､､､いつにも増してだるい
動くのもしんどいけど､そろそろ氷枕がぬるいんだよなぁ､､､お父さんは物はこんだりできないし｣

ボーっとする頭を回転させる

お父さんはというとショボンとして帰っていった

あ｢あぁ､そうだこういう時の式神だ｣＊違います

枕元に常においている式神のお札を手に取る

あ｢安定の御狐だよなぁ､､､いでよ御弧ｯごほっ‼｣

御弧｢ちょ､死にかけじゃなですか｣

おまえ､風邪ひきの主に向かって最初の一言それ?

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