【オリジナル】俺が妖とか聞いてない【男主】

夢じゃない ページ28

あ「何隠してるんだよお父さん」

縛り札を取り出しお父さんに投げる

『いたっ､ちょっと 実のお父さんにそんなことするん⁉』

しるか､クソ親父め

あ､ちなみにお札は修行の成果あってか色んなものが使えるようになった

この縛り札は､妖怪＋お父さんを縛ることができる

暴れると電気が走るというオプション付きだ

あ「ほらさっさと言って」

『わかった!わかったから‼地味に電気流すん止めてくれへん⁉』

仕方ない

あ「話して」

『なんか見上げられながら強気な言葉言われるのええなっ』

あ「気持ち悪いからさっさと言えよ!」

自分のお父さんが変態じみてて気持ち悪い

『Aがそうなったんは夢荒らしじゃのうて､俺や』

あ「ほぉ?」

『ちょっと昨日 神様同士の宴会というかそういうのがあってのう､､､どっかの神様に変な薬もろうてなぁ､､､捨てんのももったいなしと思ってたら､気持ちよさそうに寝てるAが目の前に現れたねん､､､』

あ「それを俺に飲ませたと?」

『飲まそうと思うたら､めっちゃ抵抗すんねんお前､やから押さえつけて無理やり飲ました』

じゃぁあれは夢でも､夢荒らしの仕業でもなくこのむかつくお父さんのせいと?

『いやぁ､ちょっとした出来心やん?』

あ「お前のせいでどれほど俺が羞恥心と戦ったか!!」

最大電力を縛り札に流す

叫び声が聞こえるが無視だ

あ「薬だとしたら 戻す薬もあるはずだな」

『あぁ なんか効果は1日とか1時間とかいっとったで』

この時点で １時間はあり得ない

だとしたら後半日か

「今日だけなのね」

「なら今のうちに、、」

「Aをかわいがろう!!」

「言葉も幼児化してほしい」

「お兄ちゃんとか呼ばれたい」

「お姉ちゃんって呼ばれたい」

「今日だけ!頼む!」

もうどうでもよくなってきた

あ「今日だけな」

「ジーザス!!」

「A〜」

頬擦り付けたり頬にキスされたり何かとやりたい放題だ

その日授業は中断され､俺とだるまさんが転んだとか､幼少期に遊んだことを死ぬほどやった

どれだけ俺に時間かけてるんだよ

見送りももちろんクラス全員で

母さんが校門まで迎えに来てくれた

この姿が今日までだというと､ひどく悲しんでた

が､すぐに立ち直り 早急に家に帰りお子様ランチを作ってくれた

たまには こういうことも楽しいなとか思ったのは内緒だ

次の日俺は しっかりと元の姿に戻っていた

――――――――
ｇｄｇｄ終了

リクありがとうございました。

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