【オリジナル】俺が妖とか聞いてない【男主】

仲良くない ページ11

あ「あんたら二人とも 俺より年上なんだろ、じゃぁもう少し大人になれよ」

絶賛説教をする俺

ひとつ言うと 俺のキャラじゃない

説教とか正直ルイがやるほうだろ、むしろ俺されるほう

あ「まず、なんでそんな二人仲悪いんだよ」

ル「それは､､､」

『恋敵やけにのぉ』

あ「恋敵!?」

ル「ﾁｯ」

あ「もしかして、お母さんの」

『せやで、嫁さん えらい美人でのぉ、この烏、人妻や言うてんのにずーと、狙ってるねん』

幼馴染と自分のお父さんが、お母さんを取り合ってるとか聞きたくなかった

ル「妖怪は強い者にひかれるのは当たり前だろ」

『せやけど､人の妻を取ろうとするんは、おかしい話やで』

バチバチと二人の間に火花が散る

あ「お父さんもルイも俺より年上ならしっかりしろよ」

ため息がこぼれる

『それにしても、A妖力強いのぉ』

ル「こいつと同意見なのは癪やけど俺もそう思う。自分の力に頼りすぎている」

あ「だから、力のセーブはちゃんとしてるってば」

『それは過信しすぎや､この烏も言うとったやろ､「お前は戦闘狂や」て』

あ「･･･」

確かにルイにそう言われた

ル「自覚がないことは危険なんだよ。
自覚があれば、セーブもきくが自覚がないとセーブはきかない」

『そこで、俺の出番ちゅーわけや』

あ「・・・式神」

『そう、式神。これは妖力とかじゃないさけのぉ､まぁ これも過信しすぎはよくないけど、
力任せな妖力はマシやろう』

ル「本気で気に食わないんだが､その式神の力の使い方は俺たち妖怪は知らない。
むしろ俺たちにとっては毒のようなものだ」

『せやさけ、お父さんが一肌脱いであげたるわけや』

俺の中に流れる人間の血

陰陽師の力を今度はつけるってことか

『じゃぁそういう事やけ、よろしくのぉ、ルイ君?』

ル「少しでも妙な行動してみろ､魂もあの世に送ってやるよ」

にやにやと性格の悪さがにじみ出た笑みをお互いに向ける

あ「仲いいでしょ」

ル「『仲良くない!』」


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評価お気に入りともにありがとうございます!

お父さんの口調定まらん

あ、そういえばメリークリスマスでした。

馬鹿じゃない→←ケンカしない

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