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アップルっぽいパイ ページ39

店長さんの合図があってからは時間が怒涛の勢いで過ぎて行った。

「お疲れ様、A、中に入ろう。」

「あ、はい、ありがとうございます。ディアンヌさんこそお疲れ様です。」

私とディアンヌさんはお店の中の椅子に座った。
さっきまで大きかったディアンヌさんの体が人間サイズに縮んでいて驚いたが、あえて突っ込まないことにする。
「お疲れ♪どうだった?」

「あ、えーっと、まーうまくできたとは思います。自分なりですが。」

「それでいいんじゃね?さっき俺が出てみたときもうまくできてたしな。」

「少し覗いてみたけれどうまくできてたじゃないか。」

いろんな人にほめられるのが慣れていなくて自然と顔が赤くなっていく。
「あ、あの…お、おせじなんて。」

「おせじじゃねーと思うぜ?」

足元から聞こえてくる声。
さっき見たときいなかったホークさんだ。いつの間にか私の椅子の下でころんとしていた。
『明日も頑張ろう。次はなんだ?』

「えーっと次は順番だから…。」

珍しく店長さんが次やることを忘れていた。
店長さんですら忘れるのだから、結構仕事はあるのだろうね。
「次はオイラと買い出しだよ。まーちょっとディアンヌのところも手伝うかもね。」

「あ、よろしくお願いします!」

「ちっ、なんで俺忘れてたんだろ。」

「きっとメリオダス様も疲れてるんです。」

エリザベスさんの言う通りだ。まー営業と言う名の運動をした後はみんなお疲れだ。
「んじゃ俺は夕食でも作ってくるか♪」

そうだ、バンさんが一番やることが多いのかもしれない。仕事の後はみんなのご飯。
朝も早く起きてご飯。何回か寝坊したことはあるけれど。


「ほれできたぜ♪今日は帽子亭のメニューにもあるミートパイ、それにアップルっぽいパイだ。」

私は今日のメニューを聞いて少しふき出してしまいそうになった。
だって「アップルパイ」じゃなくて、どうして「アップルっぽいパイ」なのだろうか。
【っぽい】とはどういう意味なのだろうか。見た目アップルパイじゃないのか?
「いただきます!」

そんな疑問と感情を押し殺して心の中ではにあにあ。みんなで手を合わせた。

ミートパイは、【っぽい】はつかず、ミートっぽいパイにならないのだね。
「美味しい!相変わらずバンさんのは最高です。」

「まーバンだからな。」

今日も美味しくてメニューの名前がよくわからないけれど…まー楽しかった一日でした。
あとは寝るだけ、やっぱり速いな。

この国の変なやつ*→←後ろ向きな気持ち*



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ピース♪@PC破損中(プロフ) - ルナさん» うわー!なんと!ありがとうございます。あの…どこの部分でしょうか? (2018年8月1日 12時) (レス) id: 42eb3dfe3d (このIDを非表示/違反報告)
ルナ(プロフ) - 回転じゃなくて開店だと思いますよ (2018年8月1日 12時) (レス) id: 27b92c5969 (このIDを非表示/違反報告)
- ルールも守れない、理解もできない人の作品には高評価はつかない (2018年3月6日 19時) (レス) id: eebce367fa (このIDを非表示/違反報告)
心の雨と虹の空@現在低浮上ぎみ(プロフ) - オリジナルフラグ、外してください。続編を作る前によく確認してから更新してください。 (2018年2月11日 12時) (レス) id: 469d2368ce (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ピース♪ | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/yu0828na/  
作成日時:2018年2月11日 12時

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