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心配事* ページ8

…とまー、細かいことは気にせず話を進めて行こう。
”ねぇA、空を見てよ。”

「ん?空?なんでよ。」

仕方なくメイリスに言われるがままに空を見上げた。
見上げても別にこれと変わったことはなく、暗くなってきているだけだった。
太陽が沈みかけていて、今日は雲がなかった。
”気づいた?”

「一応?夕方になってると言うことでしょ?」

”そうそう、ほら、ゴウセル帰ってこないなって。”

メイリスの心配そうな顔に思わず私もさきほどの不安が募り出す。
「いや、あのねメイリス、私も心配してたんだ。私を置いて行ってしまったときから。」

”え!それなら速く言いなさいよ、というかなんで追いかけなかったの?”

それはそうだ。
なんで追いかけなかったのだろう。
一つ理由として、追いかけられなかった。
「待っていてくれ」というものだからてっきり帰ってくるものだと思っていた。
しかし、彼の背中が見えなくなったとき、突然胸騒ぎがして嫌な予感が走った。
つまり、追いかけようとしたときには、もう彼がどこに行ったのかわからなかったのだ。
「しょうがないでしょ?いろいろとあるんだから。」

”いろいろって…どうするの?今日は。”

「ここで待つしかないでしょ?帰ってくるまで。帰ってこないわけがないもの…たぶん。」

”遅くなりそうだよ?まーかってに家には帰らないか。”

そろそろメイリスも帰りの時間のようで、一瞬空を見上げた。
それからいつの間にか座っていた姿勢から立ち上がり「私行かなくちゃ」と私の顔を覗き込む。
「大丈夫だよ、こなくてもここで野宿くらいできる。」

”いや、そんな問題?まー空からは見ているよ。”

なんだか閉まらないお別れ言葉でメイリスは、去って行ってしまった。
とたんに強い風が吹き、寂しさが倍増していくのを感じた。

いったい今どこで、あなたは何をしているのだろう。
何かの戦闘にでも加わっているのかな。
ありえない話でもないよ。だってあなたは戦闘力はじゅうぶんにあったし、今は戦う時期ともいえるし。
それとも、なんだ?
どこかで遊びまわっているのかな。
本が好きだから開いている本屋さんでも探して、本を制圧しに行ったのかな?
暇つぶしにもほどがあるよ、それ。
返るのが遅い子は、悪い子だから説教タイムでもしなくちゃ。
…って彼はそこまで子供じゃないし。

本が好きだから探しているのはあっているかもしれないが、ここまで遅くなるのかはわからない。
週ちゅうしているとそうなるのかな。
まー趣味に夢中になることはいいことか。

あいつ*→←メイリスとの雑談*



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ピース♪@PC破損中(プロフ) - ルナさん» うわー!なんと!ありがとうございます。あの…どこの部分でしょうか? (2018年8月1日 12時) (レス) id: 42eb3dfe3d (このIDを非表示/違反報告)
ルナ(プロフ) - 回転じゃなくて開店だと思いますよ (2018年8月1日 12時) (レス) id: 27b92c5969 (このIDを非表示/違反報告)
- ルールも守れない、理解もできない人の作品には高評価はつかない (2018年3月6日 19時) (レス) id: eebce367fa (このIDを非表示/違反報告)
心の雨と虹の空@現在低浮上ぎみ(プロフ) - オリジナルフラグ、外してください。続編を作る前によく確認してから更新してください。 (2018年2月11日 12時) (レス) id: 469d2368ce (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ピース♪ | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/yu0828na/  
作成日時:2018年2月11日 12時

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