お誘い* ページ17
「へー〜、そんなことが。」
「…ってお前、じゃー一生狙われてるじゃねーか。」
言わされたので過去から今に至るまでをすべて話した。
プライバシーとかそんなのはもう気にしないですべてを言った。
すると、案の定みんなは驚いていて何も言えなくなっていた。
「それでゴウセルを探してる…と?」
私はメリオダスさんの言葉に頷くと、メリオダスさんはなにやら考えるそぶりを見せた。
「俺たちまだ仲間探し中なんだよ。」
「団長の言う通り、僕らにはまだ何もわからなくて。」
「わからない?ですか。」
ばらばらになった仲間がまだ全員見つかっていないらしい。
七つの大罪を揃えるべく今は旅中、ということだ。
「ああ、A…お前も。」
「待ってください、私は。」
メリオダスさんの言葉を止めるように、私は遮った。
「一緒に行こうよ」なんて言われた日には…。
「行けない、だって、まだ、その。」
「敵だと言いたいか?」
こんどは私の言葉が遮られた。
敵対心なんてもうなくしていいはずなのに、どこかがまだ「戦いたい」と言っている。
「俺たちの仲間に牙をむいたときは戦うけどよ、お前目的が同じならくればいいじゃねーか。」
「僕賛成!」
窓の外から聞こえる叫び声にはっとした。
「別にいいと思うぜ♪どうなっても知らないけど。」
続けてバンさんの声、それから下にいるホークさんとエリザベスさん。
キングさんはと言うと私の頭上でふらーっと飛んだままなにも言わない。
いちど敵対したものを怪しむ人らしい。
「まーキングは気に巣んな、なんだかんだ言って優しいやつだから。」
「え、なんか一緒に行くこと前提になってません?」
「まーまー」とメリオダスさんはキングを見ながら笑いかける。
「いや、私まだいいとは言ってませんよ。」
「部屋はどうすっかなぁ。」
「開いてるとこがねーから、まーどこでも♪」
人の話くらい聞いてほしいな。
かってに部屋を決める会議が行われ、【本がたくさん置いてある部屋】になった。
「お前の言うピオールガンとかいうやつも探さないとだしな。」
一瞬おかしなことを聞いた気がするがスルーして、エリザベスさんの部屋の案内に従うことにした。
「あの、先に案内してしまっていいんですね。」
「うん、別にいつでもいいですけど。」
「ちょっと怖い部屋かもよ?」
ホークさんに若干脅されながら私は会談の真ん前に立ち、横のエリザベスさんを見た。
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ピース♪@PC破損中(プロフ) - ルナさん» うわー!なんと!ありがとうございます。あの…どこの部分でしょうか? (2018年8月1日 12時) (レス) id: 42eb3dfe3d (このIDを非表示/違反報告)
ルナ(プロフ) - 回転じゃなくて開店だと思いますよ (2018年8月1日 12時) (レス) id: 27b92c5969 (このIDを非表示/違反報告)
、 - ルールも守れない、理解もできない人の作品には高評価はつかない (2018年3月6日 19時) (レス) id: eebce367fa (このIDを非表示/違反報告)
心の雨と虹の空@現在低浮上ぎみ(プロフ) - オリジナルフラグ、外してください。続編を作る前によく確認してから更新してください。 (2018年2月11日 12時) (レス) id: 469d2368ce (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ピース♪ | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/yu0828na/
作成日時:2018年2月11日 12時